こんにちは。Tomです。
2021年ももう終わりですね。
今年は本当にたくさんのキーボードを購入しました。
ちゃんと数えていないですが、ざっと見た感じ17台くらい購入したと思います。
その中で、何台か本当にオススメできるキーボードがありましたので
今年のベストキーボード5選としてまとめておきたいと思います。
ベストキーボード2021
ベストなキーボードとは何か
まず、ベストなキーボードとは何か?を定義しておきます。
個人的に重要な要素は、以下の点です。
- キーマップが変更できること(カスタマイズ性)
Caps Lock(Aの左)をCtrlに変更できることが個人的にマストです。 - キースイッチ・キーキャップ変更ができること(改造の自由度)
飽きたら別のスイッチを試すことができるものは、長く使えます。 - 打鍵感が良いこと(打鍵感)
やはり、キーボードは打っていて楽しいということは大事です。 - 所有欲が満たされること(高級感)
ある程度の高級感があり、見た目がかっこいい・またはカワイイこと - 機能性が高いこと(機能性)
ほかにはない機能性があると、ポイント高いですね。
今回は上記の5項目について5段階評価で☆をつけていき、
トータルでベストなキーボードを紹介していきます。
第5位 Keychron K12
第5位は、弊ブログですっかりレギュラーと化しているKeychron社の 「K12」です。
実は個人的に初めて入手したKeychronキーボードがK12でした。
ポイントは以下。
- 60%配列でミスタイプが少ない
- Keychron Lava Optical mintスイッチの打鍵感がとても良い
- 矢印キーの配列がKM<>固定なのがちょっと不便
- Caps LockをCtrlに変更することができない(PC側で設定が必要)
とにかく打鍵感が良く、コンパクトでタイプミスが少ないことで快適に文字が打てるキーボードです。
Keychron Lava Opticalスイッチ採用のキーボードがK12以降リリースされていないのが悲しいくらい。
またKeychronのKシリーズはキーボード単体でのキーマップ変更に対応していないため、SharpKeys(Windows)やKarabiner(Mac)でのカスタマイズが推奨されています。
スペック上は大したことないのに、打ってて妙に楽しく快適なので5位にしました。
カスタマイズ性: | (1.0 / 5) |
改造の自由度: | (3.0 / 5) |
打鍵感: | (5.0 / 5) |
高級感: | (2.0 / 5) |
機能性: | (2.0 / 5) |
第4位 IQUNIX F96
第4位は、IQUNIXのコンパクトフルキーボード「F96」です。
手持ちのキーボードの中でもトップクラスに重く、高級感のあるアルミボディが特徴です。
またWindowsのみですが専用ソフトウェアが用意されており、ある程度マクロの設定なども可能です。
(ただし、Fnキーとのコンビネーションはかなり予約済みになっているため自由度は低めです)
テンキーが必要だけれどスペースを節約したい方にはオススメできます。
ポイントは以下。
- とにかく高級感がある。がっしりしたビルドクオリティ
- 信頼と実績のCherry MXスイッチ採用
- フルアルミボディながら、無線にも対応(下部にアンテナ用の開口部があります)
- キーが密集しているのでミスタイプが起きやすい
- ソフトウェアでのカスタム自由度はVIAなどに比べると低め
- カラーリングがおしゃれでかわいい
- 国内でもふもっふのおみせから購入可能
キーが多く機能性が担保されているので、テンキーが必要になったときに重宝しています。
Cherry MXの赤軸は、Gateron赤軸よりも打鍵感がはっきりとしていて好みですが、Hot-Swap対応ではないため改造の自由度は低めです。
カスタマイズ性: | (3.0 / 5) |
改造の自由度: | (2.0 / 5) |
打鍵感: | (4.0 / 5) |
高級感: | (5.0 / 5) |
機能性: | (3.0 / 5) |
第3位 HHKB Professional Hybrid Type-S
第3位は、言わずと知れた高級キーボード、HHKBのHybrid Type-Sです。
今年はHHKB25周年ということで、記念モデルの「雪」カラーが発売されました。
ぼくはこれまでHHKBを使用したことがなかったのですが、これを機に購入してみました。
ポイントは以下。
- 洗練されたキー数によるコンパクトさ
- 静電容量無接点方式の快適な打鍵感
- コンパクトながら高いカスタマイズ性によって機能性が担保されている
- Mac/Windowsいずれでも同じように使える
- 電源を切らないとDIPキーの切り替えが反応しない等の癖がある
- 矢印キーなんて要らんかったんや
万人にオススメできるものではないものの、
持ち運べるコンパクトさとカスタマイズ性、長く使える乾電池式など
考え抜かれた傑作であると言えるでしょう。
持ち運び用キーボードのレギュラーはこれになりました。第3位です。
カスタマイズ性: | (4.0 / 5) |
改造の自由度: | (2.0 / 5) |
打鍵感: | (4.0 / 5) |
高級感: | (2.0 / 5) |
機能性: | (4.0 / 5) |
第2位 Shurikey Hanzo
第2位は、YouTubeの再生回数が全然伸びない無名メーカーダークホース的存在の「Shurikey Hanzo」です。
ポイントは以下。
- Varmilo ECスイッチ採用の圧倒的打鍵感
- 最低限のカスタマイズ機能(ソフトウェアは無いのでキーボード上で操作)
- プラスチック製ながらも、妥協のないビルドクオリティ
- 地味になりがちなデスクを彩るデザイン
- こんなに打鍵感の良いABSキーキャップは初めて見た
とにかく1番の特徴はVarmiloの静電容量メカニカルスイッチを採用しているという点です。
ぼくはVarmiloのローズ軸をこよなく愛しているのですが、これを採用してリリースしてくれたのは本当に嬉しい。
スイッチ交換などはユーザー側では一切できませんが、すでに最高のスイッチが付いているのでかまいません。
またデザインも大変好み。ビビッドな黄色がデスクに映えます。
キーマップ変更の幅はVarmiloと共通で、WinキーロックやCaps⇔Ctrlの入れ替えなどは一通り対応しています。
右上のノブで音量調整ができたりするのも便利ですね。
カスタマイズ性: | (3 / 5) |
改造の自由度: | (1 / 5) |
打鍵感: | (5 / 5) |
高級感: | (3 / 5) |
機能性: | (3 / 5) |
第1位 Keychron Q1
今年のベストキーボード第1位に選ぶのは、Keychronのフラッグシップ、Q1です。
今年の8月24日に発売されて即座にポチッたものの、届いたのが10月だったという思い出(?)のキーボードです。
Keychronの弱点であったキーマップ変更などのカスタマイズ性をQMK/VIA対応によってクリアしています。
また無線機能を排して有線接続に限定し、フルアルミボディ/ガスケットマウント等の「ツウ」なスペックを盛り込んでいます。
海外のレビュワーたちも口を揃えて「この性能でこの価格はすごい」と評価しているクオリティです。
ポイントは以下。
- アルミボディ・ガスケットマウント等、打鍵感をよくするディテールが盛りだくさん
- QMK/VIA対応でキーマップの自由度が圧倒的
- 付属のコイルケーブルなども上質で良い感じの見た目
- 分解して打鍵音を調整できる構造。分解マニュアルが公式に公開されている
- Hot-Swap対応でキーキャップも様々なデザインがリリースされていて、改造の自由度が高い
- しかし、ケースの設計がタイトなため装着できないキーキャップもある
Keychron Q1は優れたキーボードの1つだと思いますが、完璧ではありません。
しかし、Keychronは製品を作りながら徐々にアップデートしていく会社。
次回作であるQ2では、すでにQ1で課題だった部分がいくつか解消されているとアナウンスされています。
来年早々に発売されるQ2にも期待できますね。
カスタマイズ性: | (5.0 / 5) |
改造の自由度: | (4.0 / 5) |
打鍵感: | (5.0 / 5) |
高級感: | (5.0 / 5) |
機能性: | (4.0 / 5) |
まとめ
今年購入して、いまでも使っているキーボードを5つ選択してみました。
どれもとても気に入っていて、気分で使い分けたりしています。
「これが最高!これ1台で良い!」ということは無くて、複数のキーボードを使っていくことでそれぞれの良さを感じながら、日々タイピングしています。
メカニカルキーボードは成長市場
世界のメカニカルキーボード市場は、ひそかに盛り上がりを見せています。
聞いたことのないようなメーカーが、(少なくともカタログスペック上は)素晴らしいキーボードを制作し、クラウドファウンディングで出資を募っているのをよく見かけます。
今後さらに優れた製品が安く入手できるようになっていく世界になると嬉しいですね。
参入メーカーが増えてきて、競争が活発になって価格や性能がどんどん良くなっていくと思っています。
来年使ってみたいキーボード
今年さまざまなキーボードを使ってきましたが、
来年使ってみたいキーボードがあります。
- 左右分割のキーボード
- 40%程度のキーボード
この2つが気になっています。
左右分割のものとしては、MOONLANDERやMISTELなどが気になっています。
実はKeyboadio Model100を注文しているのですが、生産が難航しているようでまだ届いていません。
これらの変わった形状のキーボードを使ってみて、普段のキーボードとの違いを感じたりするのが非常に楽しみです。
来年も楽しいキーボードライフを送れるよう、仕事もブログも頑張ってまいります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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