こんにちは。Tomです。
キーボードの中には、Mac・Windowsの両方に対応とされているものがありますよね。
それぞれ、書いてあると安心ではありますが、具体的にどこが違うかご存知でしょうか?
MacとWindowsのキーボードの違い
対応していないキーボードは使えないの?
よくキーボードの売り文句で「Mac・Windows両対応」という言葉が書かれています。
両方に対応していると聞けば、確かに安心感があります。しかし、これの意味はわかりますか?
たとえば対応していないキーボードを使うとどうなるのでしょうか?
結論:対応してなくても使える
Windows専用のキーボードでも、Macに接続して使用することは可能です。
しかし、いくつか注意点があります。
今回は、Mac用のキーボードをWindowsで使用するまたその逆のパターンで使用したときの動作について紹介します。
MacとWinで違うのは修飾キー
Mac用キーボードとWindows用キーボードの違う点は、修飾キーです。
修飾キーとは
修飾キーとは、ほかのキーとの組み合わせで使用する機能キーのことです。
Macの修飾キーは、以下の3つ
- Command
- Option
- Control
Windowsの修飾キーは、以下の3つ
- Windows
- Alt
- Control
Mac用キーボードとWindows用キーボードの最大の違いはこの部分です。
修飾キーの対応表
それぞれの修飾キーは、下のように対応しています。
キーボード印字 | Macで使ったときの動作 | Winで使ったときの動作 |
Command | Command | Win |
Option | Option | Alt |
Control | Control | Control |
Win | Command | Win |
Alt | Option | Alt |
Windows専用のキーボードをMacに接続して入力を行うと
- Windowsキー → Commandキーの動作
- Altキー → Optionキーの動作
- Controlキー → Controlキーの動作
となります。
Mac専用のキーボードをWindowsに接続して入力すると
- Commandキー → Windowsキー
- Optionキー → Altキー
- Controlキー → Controlキー
となります。
MacとWindowsの「Control」は役割が違う
ControlキーはMacでもWindowsでも「Control」の役割をします。
読み方も一緒で覚えやすいですね。
ただし実際の使用シーンにおいて
WindowsのControlは、MacのCommandと似た役割ですから
名前が同じでも役割が違う、ややこしい状態になっています。
対応を覚えれば使用はできる
MacのキーボードをWindowsで使用したり、逆にWindowsのキーボードをMacで使用することは修飾キーの違いを覚えれば可能であることがわかりました。
VarmiloやDROPなどでWindows専用のキーボードをMacで使う場合は参考にしてください。
→日本語配列のかわいいキーボードが欲しい?ならVarmiloを買え!
Mac用キーボードをWindowsで使うのはオススメしない
Macのキーボードを見てください。スペースバーの両側にCommandキーがあります。
このキーボードをWindowsで使うと両側にWindowsキーがあることになります。
これは邪魔です。
うまく使えば便利なWindowsキーですが、なにも左右にある必要はありません。
Mac用のキーボードをWindowsで使うとWindowsのスタートメニューが誤爆し
作業が妨害されてしまうことがあるのでオススメしません。
両方対応の製品を選ぼう
MacとWindowsを両方使用することは、今や珍しいことではありません。
- 仕事ではWindows
- プライベートではMac
のように両方のデバイスを使う方も多いでしょう。
キーボードを購入するなら、MacとWindows両方に対応できるモデルを購入するのがオススメです。
Keychron やIQUNIXをはじめ、多くのメーカーが両方対応の製品を発売しています。
まとめ
Windows用・Mac用のキーボードは、対応していないOSに接続しても
修飾キーの対応さえ覚えてしまえば使うことはできます。
しかし、Windowsキーが2個に増えてしまうなど不便になることもあるので
できれば両方対応したものを使いましょう。
KeychronやIQUNIXを選択すれば間違いありません。
IQUNIXのキーボードはふもっふのお店で購入できます。
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