Drop ENTRレビュー!コスパ抜群のメカニカル入門機

キーボード
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「Drop」というオンラインストアを知っていますか。

Dropは、アメリカでオーディオ機器やメカニカルキーボードを販売しているWebサイトです。
リーズナブルなアイテムから購入機器まで取り扱っており、いずれも上質なアイテムが揃っていることが特徴です。

ガジェットのセレクトショップのようなイメージです。

今回はそんなDropで購入できるキーボードのうち、最も廉価で

メカニカルキーボード入門にぴったりキーボードを紹介します。

海外から輸入するのにかかった時間も紹介しますので、参考にしてください。
最後に10ドルオフのクーポンもありますので、ぜひ最後までお付き合いください。

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DROPの入門機「ENTR」

Dropのキーボードラインナップ

Dropオリジナルのキーボードシリーズは、それぞれキーボード上のキーの名前を与えられています。

DROP CTRL

DROP SHIFT

DROP ALT

DROP ENTR 今回紹介するのはこちら

【初めて利用の方限定】10ドルオフクーポンはこちら

シリーズ中もっとも廉価なモデル「ENTR」

Enterという名前のとおり、入門に最適なモデルとなっています。

価格が最も安い90ドル(2021年8月時点)となっており、その代わりに上位機種にある特徴が一部省略されています。

上位機と比較して、省略されている機能

  • RGBバックライト
  • Hot Swap
  • 左右両方に接続できるUSBケーブル
  • カスタムPCB
  • QMK/VIA対応

こういった機能がほしい方は、上位機種のCTRLやSHIFTを選択するのが良いでしょう。

ENTRの基本スペック

  • US配列テンキーレス87 キー
    →オーソドックスな配列で使いやすい
  • 酸化皮膜処理されたアルミニウムケース
    →アルミケースで価格のわりに高級感がある
  • Plate-mounted Cherry-style stabilizers
    →横長のキーも安定して入力できるスタビライザー
  • Halo True switches(tactile 60gf) または Gateron Yellow(Linear 50gf)
    →上質なメカニカルスイッチから選択できる
  • Doubleshot PBT shine-through keycaps
    →この価格なのに、ダブルショットPBTキーキャップ
  • USB-C connector
    →きちんとUSB-C接続対応
  • N-key rollover
    →ゲーミングにも使えるNキーロールオーバー
  • 寸法 (脚含む): 36 x 12.8 x 3.2 cm
  • おもさ: 0.93 kg
  • 価格: 90米ドル+送料15ドル=105ドル

オーソドックスなテンキーレスキーボードで、メカニカルキーボードとしても標準的な仕様のため、まさに入門機にぴったりです。

US配列を初めて使う方にも比較的購入しやすく、価格のわりにクオリティが高いのでおすすめです。

上質な外装

Drop ENTR

外装とパーツの素材はアルミニウムとなっていて、とても上質感があります。

キーボードの筐体は、ABS樹脂が使われることが多いですが
高級キーボードによく使用されるのがアルミニウム素材です。

Drop ENTRはエントリーモデルですが、アルミニウム素材が使用されています。
ずっしりとした重さで安定感と高級感があります。

キーキャップの素材

メカニカルキーボードのキーキャップはABS樹脂またはPBT樹脂が使われることが多いです。

ABSのほうがより廉価なものが多く、PBTのほうが高級なキーボードに使用されています。

Drop ENTRにはPBTキーキャップが使用されています。
エントリーモデルなのに、このあたりの仕様は抜かり無いですね。

皮脂がつきにくく、テカリにくいのが特徴です。

Halo True Switch

キースイッチは、Halo True switchもしくはGateron Yellowから選択できます。

Halo TrueスイッチはDropでしか手に入らないので、Halo Trueを選択しました。

少し重めの押下圧をもつタクタイル軸です。 →タクタイル軸について詳しく見る

押下圧は最大100gfと重めになっているので、軽すぎるキーでミスタイプが起きてしまう人におすすめです。

逆に、普段Cherry MXの茶軸や赤軸を使っている方にはとても重く感じると思います。

個人的に、小指で押下するキーはちょっと重く感じます。

好みに応じて選んでみてください。

有線での接続

USBポート

Drop ENTRは、左奥に備わっているUSB-CポートでPCと接続します。

USB-Cに対応しているので、多くのカスタムケーブルを使用することも可能です。

有線なので安定した接続ができるのも魅力ですね。

付属しているケーブルは約1.5メートルほどの長さで、PCに接続する側の端子はUSB-Aとなっています。

調整可能な脚で2段階の角度から選択可能

DROP ENTR FEET

Drop ENTRには調整可能な脚が装備されており、角度を2段階から選択できます。

自分にあった角度を選択することで、快適にタイピングをすることができます。

使ってみた感想

実際に使ってみた感想を少しお話したいと思います。

価格のわりにしっかりしていて高級感がある

ここまでのスペックからもわかるとおり、

本体重量が900グラムと重めで、アルミ筐体・PBTキーキャップの組み合わせで

どっしりした印象を受けます。

さらに重めのキースイッチの押下圧も相まって、カチャカチャ軽い印象は受けません。

スムーズで上質な打鍵感を得ることができます。

スタビライザーは少しガチャガチャ音が気になる

上質感のあるDrop ENTRですが、

スペースキーのスタビライザーは少しガチャガチャ音が気になりました。

スタビライザーにルブを塗布したり調整ができる方は、

すこし手を入れてみても良いかもしれません。

ちょっと押下圧が重い

Halo Trueスイッチは60gfのタクタイルで

ボトムアウトフォース100gfとなっていて

底まで押し込んだときに結構な重さを感じます。

同じタクタイルのKeychron K12  Optical mint軸と比較すると

スペックの上ではそこまで違いは無いものの、

感覚的にはHalo Trueスイッチの方が重く感じます。

重いスイッチが不安な方はGateron Yellowを選択したほうが良いです。

キー配列のカスタマイズができない

一部の高級キーボードでは、設定を行うことでCapsLockキーとCtrlキーを入れ替える等の設定ができます。

Drop ENTRでは、そういった機能は多くありません。
ぼくはカスタマイズを行いたい派なので、ここは少し不便に感じます。

Winキーロックは可能なので、ゲームに使用する方にもおすすめです。

Macには対応していない

DROP ENTRは、Macには対応していません。

文字入力に使えないことは無いのですが、一部の修飾キーが表記通り機能しません。

詳しくは、別記事で紹介しています。

→MacキーボードをWindowsで使うとどうなる?

バックライトは白一色のみ

メカニカルキーボードのバックライトは、RGBで様々なカラーに点灯するものも多くありますが

Drop ENTRは白のバックライトのみです。

カラフルなバックライトにこだわりが有る方は、上位機種を選択したほうが良いです。

ひとことで言えば「質実剛健」

DROP ENTRを一言で表すなら「質実剛健」です。

機能が充実しているわけではなくても、素材や構造はとてもしっかりしており
長く使える製品になっています。

はじめてのメカニカルキーボード・はじめてのUS配列キーボードにもオススメです。

海外から到着するまでにかかった時間

  • 2021年8月1日 注文
  • 2021年8月2日 発送
  • 2021年8月5日 アメリカを出発
  • 2021年8月8日 日本に到着
  • 2021年8月11日 税関を通過
  • 2021年8月12日 自宅へ到着

購入前に表示されていた

Estimated ship date(予想される配達日)は8月5日だったのですが、

そこは海外からの輸入ということで、

想定よりもだいぶ時間はかかりました。

おそらく予想される配達日はアメリカ国内を想定しているのでしょう。

まとめ:こういう方におすすめ

ここまでいくつかの感想を書いてきました。

もちろん廉価版の機種ですから、かゆいところに手が届く多機能な機種ではありませんが

基本をキッチリ抑えたコストパフォーマンスに優れたモデルだと思います。

Drop ENTRをおすすめするのは下記のような方になります。

  • 予算1万円ちょいある人
  • メカニカルキーボードを買ってみたい人
  • USキーボードを使ってみたい人
  • Windowsを使っていてキーカスタム、配列変更が不要という人
  • テンキーが不要の人
  • 重めの打鍵感が好きな人

よかったら、購入を検討されてみてください。

DROP ENTR

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