こんにちは。Tomです。
一人暮らし、一般企業サラリーマンで在宅勤務をしています。
2021年10月、Keychron Q1というプレミアムキーボードを購入しました。
(注文したのは8月ですが、2か月待ちました)
カスタマイズしながらほぼ毎日使用して3か月経過しましたので、あらためてレビューします。
Keychron Q1 三か月使用レビュー
Keychron Q1の良いところ3つ
圧倒的な打鍵感
なんといっても、打鍵感・打鍵音が良いです。
毎日の仕事で、気持ちよくキーボードを打てることはとても快適です。
このキーボードを打ちたいから仕事をしている みたいなところもあるほどです。
それくらい気持ちよく打鍵できます。文字で伝わらないのがもどかしいです。
多少カンタンな改造を施しています。ネジを外してテープを貼るだけで、購入した時よりさらに打鍵音が良くなりました。
詳細は動画で紹介していますので、ご覧ください。
カスタマイズ性の高さ
ぼくがKeychron Q1を購入した時、Gateron G Pro Redスイッチ(赤軸)を選択しましたが、
その後自分でスイッチを交換して使っています。
Amazonで購入した安価なスイッチですが、とても気に入っています。
このスイッチ交換も動画で紹介していますが、ただ上からスイッチを引っこ抜いて交換しただけです。ハンダ付けをしたり複雑な分解は必要ありません。
同じキーボードをずっと使うことはもちろん良いことですし、ずっと使えるキーボードに出会えるのは幸せなことです。
さらにそのキーボードを、その時々の自分の好みに合わせてカスタマイズできれば、もっと良いですよね。
たとえば、
- 昔はリニア軸が好きだったけど、クリッキー軸にハマりはじめた
- クリッキー軸にハマっていたけど、結婚して同居するようになったので静かなスイッチにしたい
このように、自分の心境やライフステージの変化に寄り添えるキーボードって素敵ですよね。
Hot-Swappable対応のキーボードであれば、そういったカスタマイズが手軽にできます。
QMK/VIA対応でキーカスタムができる
打鍵感が良く、Hot-Swappable対応のキーボードはたくさんあります。
KeychronからもたくさんのHot-Swappableのキーボードは発売されていて、ぼく自身も何台か所有しています。
そんなぼくがKeychron Q1を購入して最も衝撃を受けたのがキーカスタムです。
キーカスタムを行うステップは下記です。
- VIAを導入
- キーボードを接続
- 好きなキーを割り当て
VIAを導入
キーカスタムと聞いても、なんだか難しい気がしますよね。
しかし、まったく心配ありません。すごく簡単です。
そもそもVIAというのはPCのソフトウェアの名称です。
使用するために、まずはVIAをダウンロードしてPCにインストールします。
ソフトのインストールに抵抗がある方は、REMAPというWebサイトでもキーボードをカスタマイズすることができます。
キーボードを接続
Keychron Q1は有線キーボードなので、USBで接続するだけです。
複数のPCでキーボードを共有する場合は、USB切り替え機を使うと抜き差しの手間が省けて便利です。
好きなキーを割り当て
キーボードを接続し、VIAソフトウェアを起動したらあとは好きなキーを割り当てるだけです。
VIA対応のキーボードには「レイヤー(層)」という概念があり、
「このキーを押している間はレイヤー2の機能に移る」といったような設定ができます。
Keychron Q1では「0,1,2,3」の4つのレイヤーが用意されています。
- Macモードでは「0,1」の2レイヤー
- Windowsモードでは「2,3」の2レイヤー
それぞれのレイヤーに対して、自分の好きなキーを割り当てることができます。
細かいアップデートとKnobバージョンの発売
基本的に優れたキーボードではありますが、ぼくが購入したKeychron Q1はまだ初号機でした。
2021年の年末にKeychron Q1 Knobモデルが発売され、いくつかの仕様が変更されています。
これまでにKeychron Q1で発生した問題
- USB2.0のUSB切り替え器を使用したときに電力不足が起こって、一度抜き差ししないと認識されない
- サードパーティ製のキーキャップが、ケースに干渉してしまう
- 打鍵音がケースに反響して、キンキンした音になることがある
- コイルケーブルは好みが分かれる上、価格も少し上がる
このようなことがありましたが、今のモデルでは改善されたみたいです。
ちなみに、日本語版のQ1もアップデート版で提供されています。
Keychron Q1 Knobバージョンで改善されたポイント
- コイル状のケーブル → ストレートケーブル
- Gateron Phantom Switch → Gateron G Pro Switch
- ガスケットマウント → ダブルガスケットマウント(シリコンガスケットが追加)
- 打鍵音が響きやすかったボトムケース → 少し厚くなり響きを抑制
- アルミ製スイッチプレート → スチール製スイッチプレートになり安定感アップ
- トップケースの形状が調整され、サードパーティ製のキーキャップが適合しやすくなった
- 基板上のコントローラーが変更され、より省電力に
- スタビライザーのアップデート
これらの変更により、さらに優れた安定性と打鍵感、接続の安定性を実現しています。
一度発売したモデルをそのままアップデートしていく姿勢は、Keychron社の特徴であり強みだと思っています。
(だからこそこのメーカーのキーボードを複数買ってしまうわけですが……)
そしてこれらのアップデート内容は、2022年1月に発売された「Keychron Q2」にも反映されています。
アップデートされたプレミアムキーボードがどんなものになっているのか、楽しみですね。
微妙だったところ
Keychron Q1はプレミアムモデルですが、下記のような問題があります。
- キーキャップがABS製 → PBTキーキャップを標準にしてほしかった
- 英語配列しかない → JIS配列があると周りにも薦めやすかった
といった部分です。
逆に言えば、その部分以外はとても優れたキーボードです。
まとめ
Keychron Q1を3か月ほど使用したのでレビューを書きました。
最初の印象のまま、非常に気に入って使っています。
しかも発売から半年もたたずに、アップデートモデルが発売されており、メーカーの攻めの姿勢が伺えるところも素敵だと思います。
(自分が持っているものが旧型になった悲しみよりも、ワクワクが勝っています)
Keychron Q2も注文していますので、届いたらチェックしていきたいと思っています。
どんどん素敵なキーボードが増えてきて、
どのように使い分けるか?どれをメインにしようか?
という嬉しい悩みを抱えている今日この頃です。
ではまた。
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