IQUNIX新作のF97が発表

キーボード
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こんにちは。Tomです。

ひとり暮らし独身、在宅勤務サラリーマンをやっています。

ぼくのお気に入りのキーボードの一つに、IQUNIX F96があります。

詳しくはレビュー記事を書いていますが、とても高品質で素晴らしいキーボードである反面、惜しい点もいくつかありました。

今回はオシャレかつ高機能なメカニカルキーボードを製造しているIQUNIXから、

新しくF96の後継機種となるキーボードが出ることがわかりました。

IQUNIX F97

IQUNIXは海外のキーボードメーカーで、オシャレなデザイン・高いビルドクオリティが特徴のブランドです。

そのIQUNIXの代表作「F96」がアップデートされ、「F97」として発表されました。

100キー・96%のコンパクトなフルサイズキーボードとなっています。

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前作「F96」の特徴

大人気を博した前作「F96」の特徴は、以下の通りです。

  • 高級感のあるアルミボディ+PBTキーキャップ
  • 有線+Bluetoothでの接続
  • コンパクトながらテンキー付きのフルサイズ100キー
  • 選べるオシャレなデザイン
  • Cherry MXスイッチ選択可能(Hot-Swapなし)
  • Windows・Mac対応

以前にレビューも書いていますので、よかったらご覧ください。

IQUNIX新作 F97はどこが変わった?

前作に比べて、新しいF97でアップデートされた点は以下の通りです。

  • 有線+Bluetooth+2.4Ghzでの接続
  • 選べる新しいデザイン
  • Cherry MXスイッチまたはTTCスイッチから選択可能
  • Hot-Swappable対応
  • バッテリーの駆動時間が大きく改善

以前のF96ではHot-Swappableに対応していないなどの不満があったので、アップデートで対応されたことで購入しやすくなりますね。

デザインは新しく用意されたものが4種類発表されていて、おそらく今後も追加されると思います。

もちろんWindows・Macなど複数のOSに対応していて、F96からスペックダウンした点は見受けられません。

3種類の接続方法

従来のF96では、有線もしくはBluetooth4.0でPCに接続することができました。

今回発売となるF97では、有線、Bluetooth5.1に加えてUSBレシーバー(2.4Ghz)での無線接続が可能になりました。

これにより、Bluetoothを搭載していない自作PCで使用することができたり、USBを抜き差しすることで簡単に接続先を変更できる、消費電力が低いなどのメリットがあります。

環境によってはBluetoothが干渉してしまうケースもあると思うので、選択肢が増えるのは良いことです。

デザインによりキーキャップが異なる

実はIQUNIXには以前から、2種類の形状がことなるキーキャップが存在していました。

それが、前作F96の「Cherryプロファイル」と「KATキーキャップ」です。

Cherryプロファイルは一般的な形状、KATは背が高く厚みのある形状です。

F96ではKATのみキーキャップが違った

KATキーキャップを採用しているのはiQunix F96 KAT というモデルで、日本国内でも購入できるモデルです。

それ以外のIQUNIXキーボードでは、Cherryプロファイルのキーキャップが採用されています。

KATプロファイルは、Cherryプロファイルよりも背が高く、重厚な打鍵感が特徴のキーキャップです。

また、キートップが丸く窪んでいるようなデザインになっていて、印字がキーの真ん中にあるのも特徴ですね。

F97 Hitchhiker はKDAプロファイルを採用

さて、F97でも2種類のキーキャップが存在しているようです。

F97のうち多くのデザインではCherryプロファイルが採用されていますが、

Hitchhiker(ヒッチハイカー)というデザインのものに関してはKDAプロファイルのキーキャップが採用されています。

KDAプロファイルについては詳細な仕様が公開されていないようでしたが、画像で見る限りはKATキーキャップよりは背が低いキーキャップに見えます。

背が高いことによるメリットを追うのではなく、丸っこい窪みのあるデザインが良い感じですね。

ストーリーを感じさせるデザイン

IQUNIX F96までは、カラーリングの組み合わせをメインにしたデザインで、比較的シンプルなものでした。

しかし、その後にリリースされたIQUNIX L80キーボードではCosmic Travellerなど、絵本のような世界観をもつキーボードが続々と登場していました。

今回発表されたF97においても、シンプルなカラーだけでなくイラストをあしらったようなデザインが目を引きます。

特に新作のHitchhikerはかなり気合の入ったデザインですね。めっちゃかわいい。

ちなみにF97にもCosmic Travellerデザインは登場しています。これもかわいい〜。

スイッチの選択肢が豊富

F97では、以下の7種類のスイッチから選択することができます。

スイッチ種類タイプ押下圧
Cherry Brownタクタイル55gf
Cherry Redリニア45gf
Cherry Blueクリッキー60gf
Cherry Pink静音リニア45gf
TTC Gold Pinkリニア37gf
TTC Speed Silverリニア45gf
TTC ACEリニア60gf

全体的に、リニア軸の選択肢が多いですね。

最もオーソドックスなリニア軸なら、Cherry Redが良いでしょうし、

全部の中で最もド真ん中、一番無難なスイッチならばCherry Brownでしょう。

TTCについては、

  • 軽いスイッチが良い → TTC Gold Pink
  • 入力速度が要求されるゲーム用途での使用を考えている → TTC Speed Silver
  • 重いリニア軸が良い → TTC ACE

というふうに、はっきりとした棲み分けになっています。

オフィスなどの複数人居る場所で使うならCherry Pink(静音赤軸)も捨てがたいですね。

いずれにせよ、Hot-Swappableに対応していてスイッチ交換ができるので、気になるスイッチを気軽に試せる点も嬉しいポイントです。

(ただし100キーも交換するのは結構大変です)

ぼくは重めのスイッチが好きなので、TTC ACEが気になっています。

スペックは着実に向上。技適取得が待たれる

F96の弱点でもあったHot-Swappable機能が搭載され、

無線通信の方法もBluetoothだけでなく2.4Ghzにも対応し、さらに利便性がアップしたF97。

もともと完成度が高かったので弱点が明確だったキーボードですが、その少ない弱点を的確に克服してきた感じです。

日本国内において無線機器は技適マークがないと使えないため、有線モードで使用することになると思います。

以前のF96では、国内でワイヤレス使用が可能なモデルがふもっふのおみせから販売されていますので、

F97についても取り扱いが開始されることを切に願っております。

要注意:キーが詰まっているので打ちにくい

ぼくは以前にF96をずっとメインで使用していて、めっちゃ気に入っていました。

今でも大好きなキーボードです。

しかし、万人におすすめできるわけではありません。

コンパクトなフルサイズキーボードですから、テンキー含めたキーが隙間なく配置されているので、

タッチタイピングで矢印キーの場所がわかりにくい等のデメリットもありました。

このへんについてはちょっと人を選ぶかもしれないので、

購入を考えている人は「頑張って慣れる」覚悟があるかどうか、検討してみると良いでしょう。

まとめ

IQUNIX F97が発表されたので、スペックを確認しつつ

これまでのF96との違いや、使用感について思い出してみました。

日本円にして3万円以上するキーボードとなりますので、購入にはそれなりに勇気が必要な機種です。

しかし、圧倒的ビルドクオリティと素晴らしいデザイン、アプリでカスタマイズできる機能、Hot-Swappableなど

一通りのスペックは揃っているので、ずっと使い続けられるクオリティであることは間違いないでしょう。

ぼくも1台購入しようかな…と検討しています。

それでは、今日はこのへんで。

ではまた。

本記事内の画像はhttps://iqunix.store/ から引用させていただきました。

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