こんにちは。Tomです。
2021年8月に発売開始され、
KeychronのフラッグシップキーボードとなったKeychron Q1。
2022年4月2日追記:Keychron Q1の日本語配列が発売されました。
ぼくもカスタマイズしながら、毎日使っています。
先日はスイッチを交換しました。
使ったスイッチはこちら。
さて、ぼくの環境や用途には非常にマッチしているQ1ですが、
送料込みで2万円近いキーボードというのは、
一般的には高額商品の部類だと思います。
せっかく買ったのに、自分の用途に合わなかったら嫌ですよね。
そこで今回は、Keychron Q1を買うべきではない人はどんな人か、考えてみました。
Keychron Q1を買うべきではない人
キーマップ変更をしない人
Keychron Q1の特徴は、
QMK/VIA対応によるキーマップのカスタマイズ性です。
自分にあったキー配列を実現することで
ショートカットキーなどを用いて作業を効率化できます。
うまく活用すれば非常に便利なのですが、
一方で以下のような方には向いていません。
- 日常的に複数のキーボード・PCを操作する
- SharpKeysなどでキーボード自体のリマップに頼らない構成ができている
- 他のキーボードと使い分けることを考えて一般的な配列で使いたい
- 出先ではノートPCのキーボードを使うので操作性は近く保ちたい
要するに、
カスタマイズすることで他の機器との互換性が失われるデメリットが大きい方には向いていません。
カスタマイズしたキーマップに慣れてしまうと、
ほかのキーボードも同じようにカスタマイズする必要があるからです。
Keychron Q1の大きなアドバンテージは、キーマップ変更と打鍵感の良さだと思いますが
キーマップ変更をしないのであれば、他にも優れたメカニカルキーボードはたくさんあります。
持ち運んで使用したい人
Keychron Q1の重量は約1.6kgあります。
「ノートPCと一緒に持ち運ぶ」なんてもってのほか、
家の中でも持ち運ぶのを躊躇する重さです。
デスクの材質によってはキーボードの角を天板にぶつけると天板が凹みます。
Keychron Q1は明らかに据え置き用キーボードです。
逆に、持ち出したり持ち運んだりするのであればKeychron K2やK3の方が良いです。
ぼくは外出用にはHHKBを使っています。
レビュー:HHKB Professional Hybrid Type-Sはキーボード探しの終着点になるか
ちなみに、2022年の春にリリースされたKeychron Q1 V2はさらに重くなり、1800gを超えています。
サブのキーボードとして利用したい人
上述のとおりとても重く移動も大変ですので、
サブのキーボードとして出したりしまったりするようなシーンが想定される方には向いていません。
有線専用なので、接続もちょっと手間です。
サブ用途なら軽くてすぐに移動できる無線キーボードが良いと思います。
定番だとK380あたりですね。
【更新あり】JIS配列が使いたい人
Keychron Q1にはJIS配列のオプションがありません。
日本語配列で使用したい場合は、
K2やK8のJIS配列のものがKopekさんで販売されているので、
そちらを検討すると良いでしょう。
国内で購入するとサポート面などがしっかりしている分、個人輸入よりは若干割高になります。
2022年4月に、Q1のJIS配列が発売されました。
US配列を使うことに不安がある方は、ぜひ検討してみてください。
ただし、だいぶ高額になりますので
JIS配列にこだわるのであれば、Keychronにこだわらずに
Varmiloのキーボードも検討すると良いと思います。
まとめ
最高のメカニカルキーボードの一つであるKeychron Q1ですが、
利用シーンによっては合わなかったり、不便に感じられることもあると思います。
- キーマップ変更しないのであれば、敢えてQ1を選ぶ必要はない
- とても重いので移動や出し入れは大変
とはいえ、このくらいしかデメリットが浮かばないほどには
よく出来た素晴らしいキーボードだと思います。
万人にとって最高のキーボードというのは存在しないので、
自分の利用シーンに合わせて最適なキーボードを選ぶようにしましょう。
今回はこのへんで。
関連:Keychron Q1 三ヶ月使用レビュー
ぼく自身はしばらく使っていて、とても気に入っています。
圧倒的な打鍵感、カスタマイズ性の高さからくる利便性は
一度使うと以前のキーボードには戻れなくなります。
VIAやRemapといったツールを使った幅広いカスタマイズ性は、
いちど勉強して導入してみる価値のあるものです。
PR:在宅勤務にオススメのスタンディングデスク
在宅勤務で重要なのは、デスクのトータル環境です。
モニターやキーボードもたくさん試しましたが、
一番大事なのはデスクで、身体にしっかりフィットした高さを作れることが大切です。
また、日本人は世界一座りすぎとも言われており、
座りすぎることによる健康被害も研究によって明らかになっています。
ヨーロッパでは「座る時間」を規制する法律も出来てきているほどです。
そこでオススメなのが電動スタンディングデスクです。
2台買ってわかった、電動昇降デスクの選び方
ぼく自身、電動昇降デスクを2台購入しました。
一台目は最安のエントリーモデル、
二台目は最高のフラッグシップモデルです。
結論は、数万円の差ならば上位モデルを買うべきということです。
エントリーモデルのデメリット
電動スタンディングデスクは、高さが変えられることが特徴ですが
安いモデルは下記の弱点があります。
- 高さに制限があり、特に「最低高」が高くて椅子に合わない
- モーターが1個しかなく、負担がかかりすぎることにより劣化が早くなる
- 昇降中にモノにぶつかったときなどの安全装置がない
高さより「低さ」が足りず、座った時の姿勢の自由度が下がってしまうことで満足度が低下してしまいます。
また、ぼくの購入したエントリーモデルは
一度モーターから異音がしたことで交換になり、
自分で分解して交換・返送するハメになりました。
上位モデルのメリット
上位モデルであれば、エントリーモデルのデメリットを多く解消されています。
- 最低高58㎝と、通常モデルの71cmよりも13cmも下げることができる
- モーターが2個あり、パワーに余裕をもって昇降できる
- 昇降中に周囲のものにぶつかると安全装置が作動する
ぼくが購入した2台目は「E7」という機種ですが、
最初からこっちにしておけばよかったと後悔しました。
これから導入する方には、ぜひとも上位モデルのE7を検討してほしいと思っています。
Flexispot E7このデスクを使用したデスクの紹介はこちら
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