無限に使える?Varmilo 静電容量 メカニカルキーボード レビュー

Varmilo Panda キーボード
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今回はVarmiloの静電容量無接点メカニカルキーボードの紹介です。

この記事の結論:
Varmilo(アミロ)のキーボードはデザインと耐久性が高く、とてもオススメ!
特に、WindowsでJISキーボードを使う方なら一見の価値あり。
買ってよかったキーボードです。

PCで仕事や作業をするとき、最も長い時間触っている入力機器

オフィスではマウス+ノートPCで仕事をしていたぼくですが、

在宅勤務が始まったときに

この先、しばらくは在宅勤務になるのだから、設備投資をして効率をあげるのが良いな

と考え、まず外付けのキーボードを購入して、デスクのアップグレードをしました。

今回は、20種類以上のキーボードを使ってきたぼくが

今まで使った中で特にオススメなキーボードを紹介します。

機能性、打鍵感、デザインともに高水準な、Varmilo 静電容量メカニカルキーボードです。

Varmilo 静電容量メカニカルキーボード

パンダキーボード

ゲーミングデバイス専門店ふもっふのおみせ

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Varmilo(アミロ)とは

Varmilo(アミロ)は、中国のゲーミングデバイスメーカーです。

「キーボードアーティスト」と名乗っている通り、非常にデザイン性の高いキーボードラインナップが特徴です。

デザインだけでなく機能性やクオリティについても非常に高い製品が揃っています。

少し価格は高めですが、長く使えるハイクオリティを誇っています。

長く使えるキーボードを探しているなら、Varmiloがオススメです。

ラインナップ

Varmiloのキーボードは3つのサイズが展開されていて、デスクの広さや作業内容によって最適な大きさが選べるようになっています。

  1. フルサイズ
  2. テンキーレス
  3. 65%サイズ

ちなみに、ぼくのオススメは「テンキーレス」サイズです。

テンキーがあるとマウスの場所が遠くなるのと、ノートPCで慣れた現代人にとってはテンキーが不要であることが多いためです。

フルサイズ

テンキー付きのモデルです。

数字を多く入力するためにテンキーが必須な方はこちらがオススメです。

エクセルで多くのデータを入力するときや、確定申告なんかで金額をたくさん入力するときに便利ですね。

どっしりしたボリューム感、存在感がありますね。

マウスが動くスペースが遠くなるので、個人的にはあまり使いません。

テンキー部分が電卓になるという変わりダネキーボードもあります。普段から計算をたくさん行う方は便利かもしれませんね。

テンキーレスサイズ

80%サイズです。

テンキーが不要な方はこのサイズがおすすめです。

限られたデスクの面積を節約しながら、Fキーなど最大限の機能が欲しい方に向いています。

迷ったらとりあえずこのサイズにしておけば間違いない、オーソドックスな配列です。

65%サイズ

65%テンキーレス・Fキーレスのサイズです。

オフィス用キーボードではなかなか見かけないサイズで、

フルキーボードから「テンキー」と「ファンクションキーの行」を取り除いたものです。

ゲーミングキーボードとして人気のあるサイズ感ですね。

F1〜F12のようなキーが不要だという方には、最もスタイリッシュでコンパクトなサイズなのでオススメできます。

数字キーが一番上の行に来るので、数字の入力は結構やりやすくなっています。

共通スペック

Varmiloのキーボードには、下記のアイテムが付属しています。

  • 取り外し可能なUSBケーブル
    • フルサイズとテンキーレスサイズは、キーボード側がMini-USB端子
    • 65%サイズは、キーボード側がUSB-C端子となっています
  • 滑り止めのゴム足・2段階に角度調整できるキックスタンド
  • PBTキーキャップ
  • Nキーロールオーバー(全キーの同時押しが可能)
  • Winキーロック機能
  • CapsLockと左Ctrlの入れ替え機能
  • 白色バックライト
  • Varmilo独自の静電容量メカニカルスイッチ
ゲーミングデバイス専門店ふもっふのおみせ

高品質なPBTキーキャップ

昇華印刷 PBTキーキャップ

VarmiloのキーボードにはPBTキーキャップが使用されています。

キーキャップの素材には主に「ABS」と「PBT」があり、

  • ABSは、比較的安価で耐久性が普通
  • PBTは、比較的高価で耐久性が高い

という特徴があります。

VarmiloのキーボードはPBT素材のキーキャップを使用しているので、長期間使ってもキーキャップが摩耗してきたりすることがありません。

さらに印字は「昇華印刷」という手法でプリントされており、これも非常に耐久性が高い印刷手法です。

数年使ったぐらいでは全く摩耗しない耐久性を誇っています。

上の写真でもわかる通り、文字のフォントにこだわっているのも特徴です。

Varmiloならではの特徴

静電容量さくら軸
Varmilo静電容量桜軸

スペックを見ただけでは、Varmiloの良さが伝わらないと思います。

Varmiloの良さはデザインだけではなく、独自のスイッチにあります。

Varmilo独自の「静電容量メカニカルスイッチ」はぜひ一度使ってみてほしいスイッチです。

滑らかで耐久性が高く、打鍵感も心地よいです。マジで完成度高いですよ。

静電容量メカニカルスイッチとは

通常のメカニカルスイッチは、金属の接点同士が触れることで電気が流れ、入力を感知します。

一方、静電容量スイッチは接点同士が触れ合うことがなくても、接点が近づくことで電気の流れに変化が生じ、入力を検知することができます。

これによって、接点の摩耗などがなくなるため、Varmiloの静電容量メカニカルスイッチは理論上無限の耐久性を持っているとのことです。

※実際に無限に使えることを保証するわけではありません。

静電容量メカニカルスイッチの特徴

Varmilo静電容量ローズ軸
Varmilo静電容量ローズ軸

仕組みが通常のメカニカルスイッチと異なるこのスイッチですが、実際に使用するうえでどういうメリットがあるのでしょうか?

ぼくが思うメリットは下記の3つです。

  1. 入力がスムーズ
  2. チャタリングが少ない
  3. 耐久力が高い

入力がスムーズ

Stock(購入時の状態)ではどんなスイッチより滑らかだと思います。

実際に静電容量メカニカルのローズ軸は、リニア軸としては最高峰の打鍵感を誇っています。

本当になめらかで、癖になるんですよね。

チャタリングが少ない

静電容量スイッチは物理的に接点同士が触れ合わないため、一回の押下で2回入力されてしまうようなチャタリングを防げます。

メカニカルキーボードのチャタリングでイラっとしたことがある人は、選択肢に入れても良いでしょう。

耐久力が高い

接点同士が擦れ合わないため、理論上無限の耐久性があるといいます。

さすがに無限は言い過ぎかと思いますが、それでもとても優秀です。

すくなくとも数年で壊れることは無いという安心感があり、ガシガシ使えます。

このように、一般的なメカニカルキーボードよりも優れている面があります。

そんなVarmiloの静電容量メカニカルスイッチは、いくつかの種類から選ぶことができます。

ぼくは「桜軸」「ローズ軸」の2つを使用しています。

Varmilo 静電容量メカニカルスイッチの種類

さくら軸

最もオーソドックスな軸。リニア45g

スペック上はCherry MX赤軸に近い数値になっていますが、実際の打鍵感はCherry MX赤軸より軽めです。

滑らかだからでしょうか。重さで言えば、Gateron赤軸に近いと思っています。

ローズ軸

桜軸より少し重め。リニア55g

スペック上はCherry MX黒軸に近いですが、黒軸よりも軽く感じます。
こちらも非常に滑らかな打鍵感をもたらしてくれます。
桜軸よりもこちらのほうが好きです。

デイジー軸

めっちゃ軽い。リニア35g。

個人的には、軽すぎるスイッチが得意ではないのでスルーしています。

重いスイッチだと腱鞘炎になったりしちゃうタイプの人にはおすすめ。

グリーン軸

唯一のクリッキータイプの軸。50g
CherryMX 青軸に近いスペックだが、少し軽めの押下圧。
音は明るくクリスプで、カチカチ小気味よく打鍵できる。
次にVarmiloのキーボードを買うならこれにしたいなぁと思っています。

今後も新しいスイッチを開発中

現在Varmiloでは、新しい静電容量メカニカルスイッチを開発中とのことです。

その名も「ジャスミン(リニア)」と「アイリス(タクタイル)。

タクタイルタイプのスイッチはこれまでなかったので、新しく登場するのが楽しみです。

実際に購入して使用してみた感想

Varmiloパンダキーボード

実際に使用してみた感想をお話していきます。

僕が購入したのは、桜軸とローズ軸のキーボードです。
ゲーミングデバイス専門店ふもっふのおみせ

Varmilo 静電容量メカニカル 桜軸は少し軽すぎた

まず初めに購入したのは「桜軸」テンキーレス、パンダのデザインのものでした。

購入した理由は以下の通り。

  • JIS配列
  • 静電容量メカニカルスイッチ
  • デザインがかわいい

これらの条件を満たすキーボードの中で最も高品質なキーボードだと思えたからです。

今でこそUSキーボードユーザーですが、当時はまだJISキーボードを使っていました。

桜軸はとても滑らかで、打鍵感は非常に満足度が高いものです。

ただ若干押下圧が軽く感じてしまったため

もう少し重いローズ軸の購入を検討しました。

体感では、Cherry MX 赤軸よりも軽いです

次に、ローズ軸を購入

オリジナルデザインキーボード
オリジナルデザインキーボード

次に購入したのは、65%サイズのローズ軸でした。

オリジナルデザインも作れるんです。結構気に入ってます。

先述の通り桜軸は軽すぎると思ったのと、せっかく2台目を購入するなら別の形のものが良いと思ってサイズを変更し、65%にしました。

キーボード右側は広く使いたかったので、テンキー付きは選択肢に入れませんでした。

スイッチ選びで言えば、これが大正解でした。

  • 適度な押下圧の重さ
  • 軽すぎないことでより滑らかに感じられる打鍵感

桜軸よりも、自分には合っていたようです。

感じ方には個人差がありますので、好みによって選ぶのが良いとおもいます。

入力の合間に、ホームポジションに指を置いて考え事をしていたら、押下圧が軽すぎて知らない間にキーが連打されていた……

ということが有る方は、ローズ軸のほうが良いと思います。

こちらはCherry MX赤軸より重めで、Gateron Yellowに近い感じです。

デザインが秀逸。種類によって配列が異なる

JIS配列
半角/全角キーが装備されている

ところで、Varmiloの特徴のひとつにそのデザイン性の高さが挙げられます。

基本的には好きなデザインのものを選択すると良いのですが、

デザインごとに微妙に仕様が違う場合があるので、注意が必要です。

JISキーボード設定があるタイプ

日本語配列 かわいい

以下のデザインでは、JISキーボードが利用できます。

USキーボード設定のみのタイプ

以下のデザインでは、USキーボードのみの展開になっています。

USキーボード
Beijing Opera USキーボード

このように並べると、めちゃくちゃ種類ありますね。

どれにしようか悩むのも楽しいポイントです。

新作もどんどん出ていますよ

※種類によっては、選べる軸に限りがある場合があるので注意してください
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失敗。無刻印はまだ早かった

65%モデルはUSB-C端子
調子に乗って無印字を選択して挫折……

Varmiloはとても良いキーボードなのですが、現在は使用していません。

理由は下記の3つです。

  1. オリジナルデザインがつくれるJP.Varmiloで、印字なしのオリジナルデザインを作ってしまった
  2. JISキーボードで購入したが、US配列に乗り換えてしまった
  3. Mac対応の機能が無かった

いずれも製品が悪いわけではなく、カッコつけて印字なしのものを購入してみたり、JIS配列からUS配列に乗り換えてしまったために、今は自分に合わなくなってしまっただけです。

ただ文字を打つだけならキーボードは見ないので大丈夫なのですが、Fnキーと数字キーの組み合わせで機能を呼び出したい時にどのキーが何の機能を持っているかがわからないので、不便に感じてしまいました。

なのでもしも、1年半前の自分に「キーボード1台だけ買って、ずっと使いたい」と相談されたら、VarmiloのUSキーボード(印字あり)をオススメします。

それくらい高品質なキーボードとなっています。

結局いま使っているキーボードはデスクツアーで紹介しています。

まとめ・こういう人にオススメ

森の妖精

Varmiloのキーボードには、まだまだ語り尽くせない魅力がたくさんあります。

そして、デザインは画面で見るよりも実物を見る方がかなり満足感が高いです。

キーボード初心者のときの自分にオススメするとしたらVarmiloは真っ先に候補に入ってきます。

ポイントはやはり、

  1. 圧倒的なビルドクオリティ(品質)
  2. ほかにはない、かわいいデザイン
  3. 信頼性の高い静電容量メカニカルスイッチ

でしょう。

  • 価格が高くても良いから長く使えてクオリティの高いものを使いたい。
  • 人とかぶらないデザインのものが欲しい。
  • Windowsメインで使用している。

という方には特にオススメです。

2万円のキーボードを購入しても、5年使用できれば1日10円ちょっと。

月額300円です。

長く使えるものはすなわち、コスパにも優れているといえるでしょう。

これからも在宅勤務はもっと主流になっていくでしょう。

そのために設備投資をするなら、早めに動いた方が投資回収も早くなりますよ。

どこで買えるの?

Varmiloのキーボードはふもっふのお店から購入できます!

海外製品・輸入品を買うなら「ふもっふのおみせ」
ぜひ、お気に入りのキーボードを探してみてください。

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関連:Varmiloのスイッチを採用した無線対応キーボードが出ました。

ゲーミングデバイス専門店ふもっふのおみせ

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