今回は、在宅勤務に必要なキーボードがほしいけれど予算が限られている、そんな方に向けた記事です。
無難にJIS配列で探している方向け。
予算別おすすめキーボード JISキーボード
予算5,000円以下
予算が比較的限られている5000円の価格帯のオススメキーボードは以下。
Logicool K380
ぼくの大好きな無線キーボード。
Logicool K380のオススメポイントは以下。
- 接続が安定している
- 電池がとにかく保つ
- 3台まで無線接続できて便利
- 持ち運びも可能
- コンパクトでデスク上のスペースを取らない
K380には、下記のようなデメリットもあります。
- 丸いキーは若干慣れが必要
- 長時間執筆するなら、跳ね返りのあるキーボードの方が良い
- USBドングルによる無線接続ができない
予算10,000円以内
予算1万円は正直微妙です。1万5,000円まで予算を拡充するか、先述のK380で十分すぎるスペックになっています。
予算15,000円以内
1万5,000円くらいから、「本気」のキーボードの一部が射程圏内に入ってきます。
あまりカスタマイズしないのであれば、このへんでも十分に高機能なキーボードが手に入ります。
Logicool MX Keys mini KX700
またもやLogicoolです。このへんの価格帯まではLogicool強いです。
MX Keys miniは、上述のK380に加えて以下のようなメリットがあります。
- キーのくぼみで圧倒的に打ちやすい
- USBドングル(Logi Bolt)でBluetoothを使わず接続できる
- USB-Cで充電できてバッテリー交換不要
- バックライト付きで薄暗い環境でも使いやすい
- メディアキーやショートカットをカスタマイズ可能
KX700のデメリットは以下。
- カスタマイズできるキーは一部のメディアキーのみ。例えばCapsLockをCtrlにするといった変更はできない
- 薄型ではあるが506gと、ずっしりとした重量感があるので持ち運び用途には注意
- 有線接続には対応していない
Keychron K8
このレンジからは、ちゃんとしたメカニカルキーボードも選択肢に入ってきます。
Keychronは海外のメーカーですがJIS配列にも力を入れており、最近では国内での販路も拡大しつつあります。
Keychronのラインナップの中でも比較的安価な製品で、最もオススメできるのはKeychron K8です。
- 本格的なメカニカルキーボードで心地よい打鍵感
- Bluetoothと有線で接続が可能
- Macモードが用意されているうえ、Mac用のキーキャップも付属しており、Macでも純正と同じように使える
- 見た目がかっこいい
- ホットスワップも選択可能で、カスタマイズの幅も広い
- 上位機種のようなキーマップカスタマイズ機能はない
- キーボード沼の入り口になるので予算が拡張される恐れがある
- 予算をもう少しだけ上げてKeychron K8 Proを選んだ方が幸せになれる
予算20,000円以内
Keychron K8 Pro
予算20000円でオススメのキーボード、Keychron K8 Proです。
このランクになると、
「もうこれで決まり、最高のキーボード。」
となってエンドゲームを迎えるか、
さもなくば、より深い沼に踏み込むか。
どちらかになります。
- Keychron K8の良い点はすべてキープしている
- K8無印よりも、打鍵感や打鍵音が向上している
- ホットスワップにも標準対応している
- VIA/QMKに対応してキーマップ変更が自在(これが最高)
- 重いので持ち運びは無理(約1キログラム)
- 打鍵音は大きめになるのでオフィスで使用するのは難しいかも
- K8どころではない沼の入り口である
詳しくはレビューしているのであわせてご覧ください。
予算30,000円以内
予算30,000円は、正直微妙なラインです。理由は、上述のKeychron K8 Proが最強すぎるから。
一応、大人気のゲーミングキーボード「Logicool G913」がこの辺の価格帯ですが、正直ゲーム用途意外の機能性はほぼKeychronの勝ちなので、ゲーマー以外は検討しなくてもOKです。
予算40,000円以内
ここまで出せるなら、もうHHKB Professional HYBRID Type-Sいっちゃってください。
- 最低限かつ便利なキーマップカスタム機能
- 乾電池式で劣化しない
- 打鍵も静かで癖になる配列
- 持ち運べる重さと大きさ
- 純白も漆黒も好みで選べる
キーボード探しの終着駅の一つであることは間違いないでしょう。
デメリットは以下です。
- 独特な配列に慣れすぎて他のキーボードが使えなくなる
- キーキャップの互換性が乏しく、メカニカルキーボードのカスタム性が羨ましくなる
- 乾電池式は好みが分かれるところ。エネループを2本充電しておけば良いので、予備を合わせて4本買っておくと⭕️
まとめ・一番オススメのキーボードは?
ここまで、低予算から40,000円までのレンジでオススメキーボードを紹介してきました。
この中で、コストパフォーマンスの面を含めて最もオススメできるキーボードは以下の3つ。
- 持ち運ばないなら、20,000円用意して「Keychron K8 Pro」
重くて打鍵音も大きいので、オフィスに持っていく用途にはあまり向きません。
その代わり機能性はダントツです。 - 持ち運ぶなら、最安の「Logicool K380」もしくは「HHKB Professional HYBRID Type-S」
いずれも持ち運べる大きさと重さで、静音性も高いので場所を選びません。
機能性も高く、ロジクールは万人に使いやすく、HHKBは癖がありますが慣れると手放せなくなる良さがあります。
あなたのキーボード選びの参考になれば幸いです。
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