ここ2年ほど、たくさんのキーボードを試してきました。
恐ろしくて総額ならびに個数を数えていなかったのですが、このたびきちんと数えてみたくなり
ついに、自分の買ったキーボードの数を数えてみました。
すでに手放してしまったものもありますが、在宅勤務になってからの短期間で随分買い集めてしまったようです。
2年間で購入したキーボードの合計
(手元に残っていない箱もあるので、ほんの一部です)
結論から言えば、
台数にして23台、
購入額は343,750円でした。
我ながらアホかなと思います。良い子は真似しないでくださいね。
ひょっとすると、
自作キーボードをしていたり、もっとキーボード歴の長い諸先輩型にとっては、
6桁円なんてものはまだまだヒヨッコなのかも知れません。
とはいえ、普通の会社員の水準としては異常な数を買ってしまっていたので
せっかくですから、たくさん買ってわかったことを述べていきます。
わかったこと、結論
- 買えば買うほど感動は薄れる
- 二万円〜三万円くらいの機種で満足しておくのがコスパ良い
結論から言えば、「買えば買うほど、新しい感動は薄れていく」ということです。
たとえば1万円のキーボードを購入して打鍵間や機能性に感動したとしたら
2万円のキーボードを買えば、さらに良い体験を得られる気がしてきます。
これがいわゆる「沼」の構造であり、ハマってしまう人間の心理です。
一方で、どうしても人間には「慣れ」が生じてくるもので
最初に高級キーボードを触ったときに感じる喜びや感動というものは
キーボードを購入するたびに薄れていきます。
オススメ3選
個人的な感覚としては、
だいたい2万円〜3万円ほどで、良いモノを1つ確保して止めておくのが
一番満足度が高いのかなと思います。
おすすめは、下記の3選になります。
- Keychron Q1・Q2
→有線、据え置きでの使用ならコスパ最強のカスタム・メカニカルキーボード - HHKB Professional Hybrid Type-S
→クセはあるが、持ち運びできるサイズの一生使える最高級キーボード - IQUNIX F97
→コンパクトなフルサイズメカニカルキーボード。高級感があり重いので据え置き用
個人的には、この3つのうちどれかを選択しておけば
大体間違いないと思います。
良いメカニカルキーボードを使いたい方で、思い切って一生モノのキーボードを買うぞ!という方は
上記3つを候補に入れてみてください。
たくさんキーボードを買った理由
これほどまでにたくさんのキーボードを購入した経緯は、下記のような感じです。
- 在宅勤務を快適にするために、メカニカルキーボードを購入する
- 打鍵間は気に入ったが、青軸を選択したので静かなキーボードが欲しくなる
- 静かなキーボードやスイッチの種類を調べるにつけ、キーボードに興味が出てくる
- 徐々にキーボードを買い漁り、手元のキーボードが増えていく
- 気づけば今ここ
いわゆる「沼」の入り方としては珍しくもなんともない、定番の引き込まれ方ですね。
自作キーボードを作るほどではないのですが、
市販のキーボードで出来るだけ良いモノを探すのが目的でした。
せっかく沼に入ってみたので、これから同じようにメカニカルキーボードに興味を持つ方が増えてくることを願いつつ
ブログやYouTubeなんかで紹介を始めたという感じですね。
アホみたいな量のキーボードを買ったことを後悔していませんし、これからも楽しくキーボードを買い漁っていきたいと思っています。
徐々に、キーボードに関する知識も増えてきて、スペックを見た時に違いがイメージできたり、良いものが判別できるようになってきているのは、成長を感じます。
メーカーごとの特徴
多くのキーボードに触れて、メーカーによって特徴があることがわかりました。
これからキーボードを探す人の参考になればと、
使ってきた各メーカーごとの特徴をそれぞれ3行でまとめてみました。
Keychron
最近知名度が上がってきている、Keychron社の特徴は下記の通りです。
- Kシリーズは、「普通のキーボードで良いが、ちょっとだけ良いメカニカルキーボードが欲しい」方にオススメ
- Macに対応したメカニカルキーボードは貴重で、国内購入ならワイヤレスでも使え利便性とデザイン性が高い
- Qシリーズは、従来5万円以上するようなハイエンドスペックを手頃な価格で入手することができる。コスパが特徴
価格も手頃で、ミニマルなデザインのメカニカルキーボード。
最近は知名度も上がってきて、愛用者も増えていますね。
「普通のキーボードよりちょっと良いキーボード」が欲しい方にオススメできます。
Varmilo
国内でも気軽に購入できる高級キーボードメーカー、Varmiloの特徴は下記の通りです。
- 独自の静電容量メカニカルスイッチは精度が高く、改造なしでも最高の打鍵感を味わえる
- Windows専用のキーボード配列になっていて、Macでの使用には工夫が必要
- デザインが可愛く新作も続々と登場している。JIS配列が選べるのもポイント
Windowsのみ対応となっているのが玉に瑕ですが、
高級キーボードのトップクラスに君臨するブランドだと思います。
特に、静電容量メカニカルスイッチは一度使ってみるべき製品です。
HHKB
メーカーの特徴というか、現在購入できるほぼ一択の「Hybrid Type-S」の特徴ですね。
- 持ち運びができてワイヤレスで使えるので汎用性が高い。乾電池式で寿命が長い
- 打鍵感が良く、打鍵音も静かでオフィスでも使える
- PBTキーキャップの触り心地がとても良く、プラスチックにしては高級感がある
クセのある独特の配列さえ使いこなせれば、有名高級キーボードの名に恥じないアイテムです。
最初に少し練習する必要がありますが、練習して使いこなす価値のある機種になります。
IQUNIX
ハイクオリティでデザイン性の高い高級キーボードメーカー、IQUNIXの特徴です。
- コンパクトなフルサイズと75%のラインナップがあり狭いデスクでも使いやすい
- カラーリングが上品で、オシャレなデスクを演出できる
- 国内購入すれば無線でも使えて、長く使えるクオリティを持っている
Keychronが「シック・ミニマル」だとすれば、IQUNIXは「ポップ・カラフル」と言う感じでしょうか。
シンプルすぎないデザイン性のある高級キーボードを使いたいなら、IQUNIXは必見です。
分割キーボードは1個しか買ってない
たくさんキーボードを購入してきましたが、
分割キーボードは1台しか購入していませんでした。
Mistel Barocco MD600v3 分割キーボードレビュー
この分割キーボードは、カスタマイズ性が自分にとっては十分ではなく
自分がキーボードに合わせるための練習が必要になったため、あまり使っていません。
今後は、自分でカスタムできる分割キーボードがあれば購入してみたいと思います。
(自作キーボード界隈から目を逸らしながら)
まとめ
23台、343,750円ものキーボードを購入してわかったことを紹介しました。
多くのキーボードを使いわけるのは楽しいもので、だんだんと違いがわかるようになってきたのは成長(?)を感じますが
あまりたくさんのキーボードを買っても徐々に感動は薄れていくこと、
結局、たくさん買っても数台のレギュラーメンバーを使うことになる点はしっかりと書き記しておきます。
最近は特に、HHKBが非常に便利で快適だなぁと思ったりしています。
高品質なキーボードを買うならふもっふのおみせ
ぼくが大量のキーボードを購入した際はおもに個人輸入を利用していましたが
国内でキーボードやマウスを購入するにあたっては「ふもっふのおみせ」を利用しています。
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VarmiloやIQUNIX、Duckyといった有名なキーボードメーカーを取り扱っていて
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ぜひ一度、覗いてみてください。
【おまけ】Notionのテーブルで作成している、買ったキーボードのリスト。ドルで買ったものは当時の為替を反映。
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