6ヶ月使って分かった!43インチTVをPCモニターにするメリット・デメリット

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2022年の1月、家にあったPC用モニターを全部売り払って、ついでにテレビも下取りに出して、43インチ4K テレビを1台購入しました。

こちらのデスクツアーで紹介したものですね。

それまでのモニター構成は下記でした。

  • 27インチ4K × 2台
  • 23インチFHD ×1台

いままでは最大3画面を使って、Officeや動画編集、ゲームなどを行っていました。

そんな3モニター環境から43インチ1台の環境に変更して6ヶ月ほど使いましたので、実際の感想をまとめておきたいと思います。

43インチ4KテレビをPCモニタとして使う話

43インチモニタを使うメリット

圧倒的に画面が広い

手元のテレビを測ってみると、43インチという大きさはよこ約94cm、たて約53cmもの広大な表示領域を誇ります。

そして4Kという解像度はフルHD4枚分の表示が可能で、
実際に使ってみると、この広さは本当に快適です。

なにせ画面を4分割して使ったとしても、それぞれのウィンドウが21.5インチのフルHD相当の表示になるので十分な広さが確保できます。

たとえばメールを確認しつつExcelに入力していったり、そのシートを別のブックに移動したり、さらにエクスプローラーで別のファイルを探す……といったことが画面切り替えなしで行えるので非常に快適で生産性もあがります。

在宅勤務をする社員の生産性を上げたい企業は、大きなモニターを購入する社員に
補助金とか出すべきですよね。広いモニターは大事。
10万円でモニター買っても、短くなった労働時間、人件費とかでペイできます。

大きな1画面はM1・M2 Macに適している

M1 Mac・M2 Macシリーズのディスプレイ外部出力は1画面までとなっています。

複数ディスプレイのような広い画面表示が欲しい場合でも、1画面の出力しかできないMacを最大限広い画面で使うためには、大きな画面に接続するのが最適解になります。

Google Home連動が可能

画面が広いだけならば、テレビである必要は特にありません。大きなPCモニターもあります。

敢えてテレビを使うメリットの一つは、Google Homeと連動できる製品が多くなっているということです。

ぼくが使っているのはソニーのKJ-43X80Jという製品ですが、こちらもGoogle Homeに連動して操作が可能です。

例えば、Googleのスマートスピーカーやスマートフォンに対して「テレビつけて/消して」「HDMI2にして」といった操作が可能です。

特にぼくの環境では、複数のPCやニンテンドースイッチが接続されているので、リモコンなしで接続先を切り替えできるのが非常に便利です。

ストリーミングサービスをヌルヌル画質で観られる

これはPCモニタとしての機能ではありませんが、Google TVの機能でAmazonPrimeVideoやNetflixが、フレーム補完機能でヌルヌル映像で観ることができます。

たまに気分転換で映像作品を観る時には、PCモニタ+ブラウザでの再生よりも高品質な映像を観ることができます。

使い慣れたデスクで映画鑑賞ができるのは便利です。

ニンテンドースイッチを起動すると入力が自動で切り替わる

これもPCモニタとしての機能ではありませんが、PCを使うデスクでニンテンドースイッチを使う時もTVを使うメリットがあります。

TVは、ゲーム機からの入力に応じて自動で入力切り替えを行うことができるものが多いので、ニンテンドースイッチをスリープ解除すると自動で画面が表示されます。

在宅勤務のおともにリングフィットアドベンチャーをやるのですが、起動プロセスを簡略化することは習慣化の第一歩ですから、この機能は非常に便利です。

PCモニタでも同様の機能が使えるものがあるかもしれませんが、以前に使っていたモニターではいずれも手動切り替えが必要でした。

ちなみに、PCの入力に戻すときは「OK Google、HDMI2にして」とかでOKです。

43インチテレビのデメリット

映り込みが激しい

まずテレビを使い始めて一番困ったのは、画面の反射が強いことです。

これもテレビの機種によるのかもしれませんが、多くのテレビは映像の精細さを表現するために、表面はつるつると反射する光沢仕上げになっていることが多いです。

一方でPCモニタとして売られている製品はノングレア(反射防止)仕上げになっていることが多いので、最も差を感じる部分になると思います。

デスク上のキーボードはKeychron K8 Proです。

入力がHDMI端子のみ

PCからの出力端子はHDMI、ディスプレイポート、USB-Cなどいろいろありますが、テレビの入力はほぼHDMIのみになっています。

特にグラフィックボードを使うPCでは、ディスプレイポート出力が使われていることが多いので、ケーブルの買い替えなどが必要になることがあります。

PC側がディスプレイポート、TV側がHDMIになっているケーブルや、PC側がUSB-CでTV側がHDMIになっているケーブルがあると便利ですね。

ちなみに、ぼくが使っているドッキングステーションはHDMI出力がなくてDisplayPortとUSB-Cのみなのですが、DisplayPort→HDMIではTVにうまく出力されなかったので、USB-C→HDMIで出力しています。

マウスをキビキビ動かすために設定が必要

テレビは、入力された映像に対してより鮮明に滑らかな映像を映し出すために、一瞬の処理を挟んでから表示をします。

このため、購入直後のテレビにPCを接続すると、マウスの挙動が一瞬遅れてヌルッとついてくるような感覚があり、違和感を覚えます。

そこで必要になるのが、テレビ側の「低遅延設定」や「ゲーミングモード」のような設定です。

ぼくはTVの設定を確認して、画質モードは「ゲーム」にして、モーションフローやシネマドライブといったフレーム補完機能は「OFF」にしています。

この設定をしておくことで、PCモニタと同じ感覚で使うことができるようになります。

大画面は重いのでモニターアームが高い

27インチのモニターを使っていたときは、Amazonベーシックのモニターアームを使用していました。

このアームは評価も高く人気の機種なのですが、耐荷重が11.3キロということで、
通常のモニターなら問題ないのですが10キロ以上あるテレビを保持するのは少々不安があります。

一応、KJ-43X80Jの重さは10キロなので仕様上は問題ないのですが、位置決めのしやすさ・安定性が欠けると感じました。
(実際に試してみましたが、かなり揺れます)

そこで、ワンランク上のモニターアーム、エルゴトロンHXを導入しました。

モニターアームを使うために必要なアイテム

ただし、このアームを購入するだけではネジ穴の位置があわず、テレビに装着することができないので、別途VESAマウントの変換アダプタを噛ませています。

さらに、10キロを超えるセットアップをクランプ固定するので、
デスク天板をカバーする鉄製の補強プレートを使っています。

実際に使っている商品はこちら:

この組み合わせで、デスクにテレビを安定して浮かせ、固定することができています。

デスクの上がすっきりするだけでなく地震が起きても倒れてくることがほぼないので、安心です。

とはいえ、通常のモニターを設置することに比べると、コストがかさんでしまうのが大画面のデメリットでもあります。

43インチを使うならデスク奥行きは80cmほど欲しい

大きなモニターは非常に表示領域が大きく快適なのですが、画面が近すぎると視線移動が大きくなり、疲れの原因になります。

このため、画面が広いメリットを享受するためにはある程度「自分とモニターの距離」が必要です。

ぼくは奥行き60cmと80cmのデスクを所有していますが、43インチを使うなら奥行き60cmのデスクでは近すぎて厳しいです。

80cmでギリギリだと思ってください。

※奥行き80cmで「遠いな」と感じたら、近くに置けば良いので対応が可能ですが、60cmしかないデスクの奥行きを伸ばすことはできません。場所が許せば奥行きのあるデスクを選びましょう。

ぼくはFlexispot E7という電動昇降デスクに、かなでものの天板を160cm × 80cmにカットしてもらったものを取り付けています。

ラバーウッドの天板は比較的硬い素材ですが、化粧板に比べるとやはり凹みが出ることがあるので、天板の補強プレートは必要かと思います。


メリット・デメリットを踏まえて選ぼう

このように、テレビをPCモニタとして使うのにはメリットとデメリットがはっきりと現れます。

43インチ程度のPCモニタというのも存在していますから、大画面だけが欲しいのならばそちらも選択肢に入れるべきでしょう。

長く使うものなので、あまり格安の謎メーカーのものではなく大手ブランドのものを使うのが安心です。

USB-C入力やDisplayPort入力も備えているので、PCモニタとしては不便が少ないでしょう。

大画面だけではない、テレビ特有のメリット(音声操作、映像作品が綺麗に観られる)が必要かどうかをよく考えて、選択すると良いでしょう。

特にグレア液晶画面の映り込みは、窓や照明との位置関係によっては
結構深刻な問題になる可能性があるので注意が必要です。

実際にぼくも映り込みが気になって、ちょっとテレビを使ったことを後悔したこともありました。

(今は慣れましたし、窓との位置関係の調整や明るさ調整などで気にならない程度になっています)

個人的には一番のネックは映り込みです。

一方で、一番便利なポイントは「OK Google, HDMI2にして」という音声操作で入力切り替えができる点です。

このためだけに、映り込みを我慢してTVを使う理由になっていると言っても過言ではないです。

万人にはおすすめできるセットアップではありませんが、TVをPCモニタにするのも悪くないですよ。

ぜひ検討してみてください。

早まって27インチを売ったことは後悔した

複数のモニターを売り払って、43インチテレビに替えてみましたが、

ぶっちゃけ、半年の間に何度かは「27インチの方が手頃な大きさでよかったな」と思ったこともありました。

あまりに広いモニターは疲れる原因になることもあるので、今のモニターから買い替えで43インチを導入しようとしている方は、しっかりと馴染むまでは今のモニターを大事にとっておきましょう。

正直、27インチを買い直そうか今でもちょっと迷っています。

以前のデスクツアーで紹介したものが27インチです。あらためて見るとこのサイズも良い感じです。

でも、27インチに戻したら戻したで43インチの快適さが恋しくなるのが分かっているので悩みどころです。

43インチを購入するのはおすすめ!でも今のモニターを売り払うのはちょっと待った方が良いです。

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