AppleのAirPods Proの新作と、Pixel Buds Proを両方購入しました。
ぼくはiPhoneとAndroidスマホ(Pixel 7 Pro)を両方使っているのですが、iPhoneかAndroidのどちらかを選ぶ際には、アクセサリの対応状況も考慮して選ぶべきと思っています。
その中で個人的に使用頻度が高いのがイヤホンで、今回は両方の純正イヤホンを入手したので比較してみました。
AirPodsを使うためにiPhoneを選ぶのはアリ
iPhoneを使用しているならAirPods Proは最も高性能で長く使える最強のウェアラブルデバイス
- まず前提として、AirPods Proはワイヤレスイヤホンの元祖といっていい存在であって、すべてのアクティブノイズキャンセリングイヤホンはAirPods Pro2と比較される風潮がある
- 基本的には他社製品の闘い方は3つ
- コスパで「安いのにそこそこ使える」ポジション
- コストをかけて「AirPodsよりノイキャンが効く」などの尖った性能で勝負
- 音質で勝負
- Pixel Budsも例外ではなく、価格差もあるもののやはり完成度はAirPods Proの方が上
- 基本的には他社製品の闘い方は3つ
- しかし、そもそもAndroidユーザーならAirPods Proは使えないので
- Pixel Budsが選択肢に入ってくる
- 逆に、Androidユーザーだからといって無理にPixel Budsを選択する必要はない
- 同じ価格帯にはSONYなど高機能なライバルがたくさんおり、Google純正というアドバンテージは薄め
- そもそもPixel Buds Proは高い
- 今回はPixel 7 Pro購入時のストアクレジットがあったので購入したが、普通に購入するのは躊躇するかも
- さらに安価な価格帯ではANKERやNothingなどの人気機種もたくさんある
- 今回使い比べてみても、Google純正でないといけない理由は特にみつからなかった
- ペアリングは簡単ではあったが、ファストペアリング自体は他の機種でも使えるのでアドバンテージにはならない
- 同じ価格帯にはSONYなど高機能なライバルがたくさんおり、Google純正というアドバンテージは薄め
装着感
AirPods Pro 2ndの方が軽くて快適
- とにかく軽くて、耳に当たる部分の設計が秀逸
- 使っていて最も痛くない、快適なデバイスの一つ
- 無印AirPodsが合わない人は時々見かけたが、AirPods Proが合わない人はほとんど見かけない
- Pixel Budsは耳の中の数箇所に当たる形で保持される
- 長時間使っていると、当たっている部分がピンポイントで痛くなってくる
- Pixel Budsが重めのイヤホンであることも影響している
バッテリーもち
バッテリーの持続時間は、ケース込みよりイヤホン単体の駆動時間のほうが重要
イヤホン単体で、Pixel Buds Proの方が保つ
- Google Pixel Budsは7時間程度使うことができる
- ノイズキャンセル機能をオフにすれば8時間もつとのこと
- この駆動時間の長さはかなりアドバンテージになる
- AirPods Proは、第一世代で4.5時間、第二世代で6時間使えるとのこと
- AIrPodsPro初代の4時間半はとても短く、仕事中に切れてしまうことがあった
- その点、AIrPods Pro2とPixel Buds Proはどちらも駆動時間の不満はない
- どちらもワイヤレス充電に対応
- AirPods Pro 2ndはApple Watchの充電器も使用可能なので、Apple Watchユーザーにとっては充電器の汎用性が高くなる
- Pixel BudsはPixel Standを使用することも可能
- くぼみに立てかけるだけなので位置合わせも簡単
- マグネットがなくても位置合わせが狂わないのはメリット
音質
どちらもAAC接続で、LDACやAptXには対応しない
Pixel Buds Proの方が好み
- AirPods Pro 2ndはバランスのとれた無難な音
- 第一世代より音質は改善しているようだか、もともと不満はなかったのであまり気にならない
- ただし、Beatsなどと聴き比べるとおとなしいチューニング。迫力や楽しさのある音ではない
- 第一世代より音質は改善しているようだか、もともと不満はなかったのであまり気にならない
- Pixel Buds Proはやや低音が強く出る印象
- とくに音量を上げた時の迫力はPixel Buds Proの方が出ている
- 大きな音でガンガン楽しみたい場合はPixel Buds Proを使いたくなる
- とくに音量を上げた時の迫力はPixel Buds Proの方が出ている
ノイキャン
AirPods Proの方が完成度が高い
- Pixel Buds Proのノイキャンも、喧騒のある室内で使うぶんには十分な性能
- ただし、Pixel Buds Proは風が強い時の風切り音が気になる
- 電車の走行音も、高音成分が聞こえてくるのが気になる
- AirPods Proは風切り音も全く気にならないレベルにコントロールされている
- 使い比べてみると、AirPods Proのノイキャン性能が頭一つ抜けていることを実感する
- ただし単体で使っている時は、Pixel Buds Proのノイキャン性能も十分高い
- どちらもノイズ除去の性能は高いが、AirPods Proの完成度が高すぎる
デザイン
Pixel Buds Proの方が好み
- イヤホンの形状自体は、AirPods Proの方が使いやすい
- ステムの部分の感圧タッチでの操作や、音量操作がとてもしやすい。さらに誤操作もほとんどない
- Pixel Buds Proは慣れるまでタッチパネルの誤操作がよく発生する。特に位置調整の際など
- 装着するとき、外すとき、位置を少し調整するときに誤操作が発生することがある
- あと、2回タップしようとして1回目の位置がわからず正確にタップできないとき、結局タップ1回分の操作になってしまうことがある
- 装着時の見た目は、Pixel Buds Proの方がスッキリしていて好み
- やはりステムがない方がスタイリッシュではある
- カラバリもあり自分の好きなデザインを選べるのも、Pixel Buds Proの良いところ
- ケース表面の質感がAirPods Proは光沢仕上げ、Pixel Buds Proはマット仕上げ
- AirPods Proの光沢仕上げは傷が目立ちやすい
- Pixel Buds Proのマット仕上げは汚れが目立ちやすい
- 一長一短ではあるが、AirPodsケースの傷つきやすさはちょっと気になる
- ケースにケースをつけて重くなるのも大きくなるのも嫌なので裸で使っている
- ジョブズ信者ではないが、長年使って傷ついていく分にはある程度諦めている
- iPhoneや他のスマホは1年後に売却して買い替えなども考えるが、AirPods Proは買い替えをしないので、傷がついても良いことにしている
操作性
AirPods Proの圧勝
- ステムの感圧タッチ操作に加え、第二世代で音量操作が可能になり完全体になった
- 操作した際のフィードバックも小気味よく、非常に洗練された操作感を持っている
- 特に、圧倒的に誤動作が少ないのがとても快適
- それでいて、狙った操作は無理なく実行できる
Pixel Buds Proも操作感自体は悪く無い
- 左右のイヤホンのタッチ操作や長押し操作に機能を割り当てることができる
- タッチパネルの感度は良くしっかりと反応してくれるので、慣れれは問題なく操作はできる
- ただし、イヤホンをつけ外しする際に誤動作してしまうことはある
- 誤動作しないよう気をつけて操作するのは地味にストレスになる
接続性
Pixel Buds Proの方がわかりやすくて好き
- AirPods Proは、iCloudにログインしている複数のデバイスで横断して使うことができる
- しかし、この機能は処理が少し重く、自動で切り替わろうとするクセに切り替えは遅い
- これによって、使えるようになるまでの待ち時間が発生する
- それならば、手動で切り替えをしてサクッと切り替わってくれるほうが快適
- もしくは、特定のiPhoneのみで使用するなど用途を限定する方が快適
- 一方Pixel Buds Proのマルチポイントは一般的なもので、2台のデバイスと接続している状態で「再生」を押した方の音が出る
- 後から再生した方に強制的につながってしまうことがあるので、この機能自体をオフにしている
- 思えば、AirPodsも「自動切り替え」がオフにできれば良い
- 現状はMacやiPhoneなどのデバイスごとに設定から「自動的に接続しない」ことを選択はできるが、そもそもAirPods自体の設定として存在しているべきでは?とおもっている
まとめ
iPhoneを使っているかどうかで最適解は異なる
- iPhoneを使用しているならAirPods Proは最も無難で長く使える最強のデバイス
- すべてのアクティブノイズキャンセリングイヤホンはAirPods Pro2と比較される運命にある
- Pixel Budsも例外ではなく、価格差もあるもののやはり完成度はAirPods Proの方が上
- しかし、そもそもAndroidユーザーならAirPods Proは使えないので
- Pixel Budsが選択肢に入ってくる
- 逆に、Androidユーザーだからといって無理にPixel Budsを選択する必要はない
- 同じ価格帯にはSONYなど高機能なライバルがたくさんおり、Google純正というアドバンテージは薄め
- そもそもPixel Buds Proは高い
- 今回はPixel 7 Pro購入時のストアクレジットがあったので購入したが、普通に購入するのは躊躇するかも
- さらに安価な価格帯ではANKERやNothingなどの人気機種もたくさんある
- 今回使い比べてみて、Google純正でないといけない理由は特にみつからなかった
- ペアリングは簡単ではあったが、ファストペアリング自体は他の機種でも使える
- 同じ価格帯にはSONYなど高機能なライバルがたくさんおり、Google純正というアドバンテージは薄め
コメント