MacBook Pro M3吊るしモデルで購入。元M1 MacBook Airユーザの感想

Mac
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MacBook Pro M3, 吊るしモデルを購入しました!感じたことをファーストインプレッションでお伝えします。

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購入したスペック

MacBook Pro 14インチ

M3チップ・512GBストレージ・8GBメモリ・シルバー。

M3 MacBook Proの最安構成です。

購入した理由

一番大きな理由は、気分転換です。

これまでに使ってきたMac

僕のMac遍歴は以下。

  • 2011年のiMacでデビュー
  • 2014年のMacBook Pro 13インチで2020年ごろまで頑張る
  • 2020年にM1 MacBook Airを購入
  • 2022年にM1 Max Mac Studioを購入

上記のうち、Mac Studio以外は全て売却済みです。

余談ですが、M1 MacBook Airを手放したことは、今でも後悔しています。
今持っている人は本当に大事にしてあげてください。

今のMacは強い。でも家から出られない

現在はMac StudioのM1 Max(メモリ32GB、ストレージ512GB)で全く不自由はしていなかったのですが、デスクトップの宿命として、作業場所に縛られるのが苦痛になってきました。

今は動画編集のように重い作業をするわけでもないのに、デスクトップの余裕のあるパワーは不要です。(買った当時は、Mac Studioで動画編集もやっていました。本当に快適でしたよ)

今となっては、在宅ワークをしながらたまにブログを書いたりする程度です。明らかに過剰なスペック。

最近のMacの用途

現在はブログで文章を書いたり、スケジュール管理やNotionでの情報まとめなど、文字を取り扱うのがベースです。

また、Notionで日記を書いたり情報をまとめる時に写真を扱うので、写真を多少編集できたり、SDカードの取り込みができると嬉しい、ぐらいの用途です。

つまり本来、MacBook Airで充分です。なんならM2すら不要、M1でも問題ないほどです。

たまには出かけて書きたい

ブログを書くにあたって、いつも同じデスクでやっていると気が滅入ってくるわけです。

本業の仕事も同じデスクでやっているので、仕事の日にブログなんか書こうものなら、一日中同じデスクで同じモニターを見続けていることになります。
キーボードも兼用しているので、つまり一日中同じ景色・同じ触り心地であるわけです。

気分が滅入ってきたら散歩に行けばええやん とか、iPadとキーボード持って出かけたら書けるんじゃないか、 とか 色々試行錯誤してみました。

iPadでは限界

しかしiPadでキーボードを使って打鍵するのは、MacやWindowsとは根本的に操作感が違うので、ずっとストレスを感じていました。
iPadでは使えないWebサイトなどもあったり、写真などのデータの取り扱いが独自路線であるため、PCに慣れてしまっている体にはiPadの操作感はストレスです。

そこで、「出かけて使えるMacが欲しい」という気持ちが強くなりました。

一度手放したM1 MacBook Airを、買い直すことも検討したぐらいです。

AirではなくProのM3モデルを買った理由

先述の通り、僕の用途はMacBook Airでも十分耐えられる用途です。

そんな中でMacBook Pro M3モデルを買ってみた理由は、キーボードの見た目が良いこととディスプレイが綺麗だからです。

キーボードの見た目が好き

Macを検討するにあたって、M2のMacBook Airも視野に入れたのですが、僕には1つ譲れないポイントがありました。
それは、MacBook Proのキーボードです。

キー周辺が黒くなっているこのキーボードの見た目がめちゃくちゃ好きで、以前から欲しいと思っていたんです。

そこで今回は、

「MacBook Airを買うような用途」で、「自分が大好きなキーボード」と 最大120Hzの「ProMotionディスプレイ」を搭載したモデルを買う

というつもりで、M3 MacBook Proを選択しました。
Proに片足突っ込んでるAirを買ったイメージです。

重さについては、どうせAirでもそんなに軽くないし、持ち運ぶ時は無印の「肩の負担を軽くするリュック」に入れてしまうので、1.5kgという重さは問題ではありませんでした。

前の記事でHHKBの重さについて語っておきながら、Macの重さについては寛容なヤツです。

相対的に低スペックに見えてしまうラインナップ

MacBook Proには、上位のカスタマイズ選択肢があるゆえに、M3吊るしモデルはスペック不足に見えます。

しかし、冷静に考えればM2 iPad ProやiPhone15 Pro Maxを超えるチップが載っているわけで、当然、すごく快適に使えます。

M3 ProやM3 Maxの機種を必要とするのは、動画や画像のデータを大量に処理するプロだけです。
そのMacで今月、何万円の収益を得るのか?をイメージできる人以外は、買わなくて良い機種でしょう。

USB-C端子は左にしかない

Macの左側ポート。MagSafe3、USB-C2つ、ヘッドフォンジャック
右側のポート。SDカードスロット、HDMIポート。

従来のMacBook Proモデルでは、左右にUSB-Cポートがあり、どちら側からでも充電やデータ転送、ディスプレイとの接続ができましたが、M3無印のモデルの場合は左側にしかUSB-Cポートがありません。この点も含めてMacBookAirっぽい仕様です。

メモリは8GBで足りる?

M3 MacBook Proを購入するにあたって、気になるのはメモリが8GBで足りるのか?ということです。

世間一般(逸般?)のガジェットファンからは「Proモデルなのに8GBスタートとか少なすぎるww」という声が聞こえます。

そんな中、あえて今回8GBを選びました。

ぶっちゃけ結構ギリギリ

8GBでも全然平気です。M3さすがです。
書きたかったよ。

正直、今記事を書きながらアクティビティモニタを見ている限り、ぶっちゃけ相当ギリギリだと思います。
アプリを同時にたくさん開いて、重い作業を裏で回しながら表で別の作業をする、といった使い方は厳しいでしょう。

SafariでYouTubeを流しながらNotionを立ち上げてこの原稿を書いていますが、7GB近く使われています。
心に余裕を持って使いたいなら、18GB以上に上げてやるのが良いでしょう。 そうしてどんどん高額になっていくんですけどね。

使い方でちょっと工夫は必要かも

アプリはこまめに閉じたり、ブラウザのタブを開きっぱなしにしないなど、工夫して運用が必要です。

僕はそもそもタブをあまり多く開くのが好きではなく、「どこかで開いているタブを探すくらいならもう一回ググる派」なので、タブは最大で5個も開ければ問題ありません。

なので、僕は今のところ8GBでも問題ないですが、ちょっとでもクリエイティブ系の作業をするのであれば8GBは止めておきましょう。

M3無印・吊るしモデル。どんな人におすすめ?

ズバリ、

  • ヘビーなクリエイターではない人
  • MacBook Air15インチで十分な用途だけど、よりハイクラスの画面やスピーカー、黒縁のキーボード、排熱用のファン、HDMI端子が欲しい人

以上2点に当てはまる人でしょう。

ある意味では、MacBook Airのカスタムモデルという位置付けで見ています。

とはいえ、MacBook Airでメモリ16GBにした方がよくない?と言われたら、まっっっっったく反論できません。むしろ多分その方が幸せになれます。

僕はこの黒縁キーボードとPromotionディスプレイが欲しかったんです。これでいいんです。

こんな人にはMacBook Airがおすすめ

僕と同じようにテキストやメール・SNS・スケジュール管理がメインであれば、普通にMacBook Airで充分でしょう。

持ち運びの際に1gでも軽くしたい場合も、MacBook Airで充分戦えるケースは多いです。MacBookAirの充電器は30Wあれば十分なので、充電器のサイズを小さくできるというメリットもあります。

長時間×高負荷 ならファン付きのProモデルを

  • 重い作業もたまにするけど、短時間で済む
  • 普段は軽い作業中心
  • 充電器も含めて、少しでも軽く持ち運びたい

といった場合は、MacBook Airで充分満足できるでしょう。
少しでも価格を抑えながらメモリを16GBに盛れるメリットも考えると、軽作業ならAirの方が断然フィットしています。

僕はメモリ8GBのM1 MacBook Airで4K動画の編集なんかもやっていましたが、短時間であれば全然動画編集もできます。
ただし、MacBook Airにはファンが搭載されていないので、「長時間の高負荷作業」はじわじわ不利になってきます。長時間作業であれば、Mac Studioなどデスクトップに軍配が上がりますし、ノートブックならばMacBook Proが良いですね。

電池がめっちゃ持つ

iPad Proは電池が持たない

これまで実は、iPad Pro12.9inch (M1) にMagic Keyboardを装着して使っていたのですが

  • バッテリー持ちが悪い
  • 文字入力に癖がある
  • Notionアプリなどの使用感がPCに劣る

このようなストレスがありました。

特に、NotionをiPadに表示しておいて、メモを取ったりメモを見返しながらメインPCで作業をするときなんかは、iPadの充電が一日持たないために、デスク上にiPad用の充電器を配線してやる必要がありました。

これが地味に取り回し上ストレスでした。

いわば、電源を抜いたら5分しか動かないエヴァンゲリオンのような使用感だったわけです。

スマホは家出る時100%ないと不安、昼休みに70%とか切ってると不安、帰宅時に40%切ってたらソワソワする。そんなタイプの人間には、iPadは精神衛生上よろしくありません。

MacBook Proは一日バッテリー駆動でOK

一方、MacBook Proであれば、

  • バッテリーは一日余裕で持つ
  • 文字入力はいつものMacOSで問題ない
  • Notionアプリもサクサク動く
  • ついでにiPadではできないフルブラウザが使える

という、iPadを置き換えて余りあるメリットを享受できます。

Notionなどのメモアプリや、ブラウザでChatGPTを立ち上げて「プライベート秘書」的な使い方でMacやiPadを使っているわけです。

これまでは数時間で根を上げていた秘書がスタミナモリモリの秘書になり、一日中機敏に動き続けてくれるような感覚があります。

一方、iPadの強みはやはりインプット

もちろんiPad Proにも強みがあります。

それは、「専用アプリのクオリティが高いものがある」です。

先ほど例示したNotionなんかは、iPadアプリよりもPC・Mac版の方が使いやすいですが、AmazonのKindleアプリなどの電子書籍リーダーは、MacよりもiPadのアプリの方が使いやすいです。

また、タッチパネルで電子書籍に線を引いたりするのも、iPadの方が簡単です。
iPadをMacのように使うことを諦めて、iPadにはiPadとして活躍してもらうようにします。

買ってよかった

M3 MacBook Proを購入して、まだ数日しか使っていない中ですが
購入前に感じていた不安(メモリ8GBで足りるだろうか?)なんかも、買ってきて実際に触ると吹き飛びました。

相変わらず圧倒的なビルドクオリティ、M1 MacBook Airと比較にならない重厚なスピーカー、14インチの広々と美しいディスプレイ、自分よりタフな電池持ち。

持つ喜び、使う喜びを感じられるMacです。単なる新しいもの好き

M1 MacBook Airは名機でしたし、今でも手放したことを後悔していますが、心機一転、今回購入したM3 MacBookProと色々な場所に出かけたり、記事を書いたりしていきたいです。

触っててとても楽しいので、いい気分転換になります。

吊るしのM3モデルを検討中の方の参考になれば幸いです。

ちなみに、Amazon MasterCardで分割払い手数料がポイントバックするキャンペーンもやっています。僕はこれで分割購入しました(一括で買うキャッシュが無いわけじゃないけど、タダで支払い遅らせられるなら、その方が経済合理性があると思っている派です)。

しかもポイントで5000円分くらい返ってきたので、Apple Storeで買うよりお得です。

11月20日までですので、吊るしモデル検討している方はぜひ!
2年24回分割ですが、2年間は余裕で戦える相棒になると確信しています。

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