コスパ抜群だけど世話の焼ける Sunon電動昇降デスクを買ったので組み立てる

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2024年の目標をたてました。

手に職をつけるために勉強する。

ということで、在宅で勉強できるプログラムに申し込んで、勉強をすることにしました。

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環境づくりの大切さ

勉強をするにあたって大事なのは勉強する環境を用意しておくこと。
環境を用意しておけば、準備にかかる手間や時間=コストがかからないので、継続することができます。

逆に、ふだん仕事やゲームをしているデスクで勉強をするためには、一旦仕事道具たちを片付けたり、勉強するためのアイテムを準備する必要があります。

このような片付ける→準備する というステップが、とにかく面倒くさいのです。
面倒くさいことは、習慣を止めてしまう大きな要因になります。

そんなわけで、あたらしく勉強用デスクを設置することにしました。

Sunon 電動昇降デスク (2モータータイプ)

今回購入したのは、中華系のメーカー「Sunon」の電動昇降デスク。

定価では約4万円で、しょっちゅうセールで3万円ほどになっています。

2モーターで最安値クラス

このデスクのすごいところは、電動昇降の機構に2つのモーターを搭載しているところ。
一般的に2モーターのデスクは、天板なしで4万円〜、天板付きで6万円〜くらいが相場です。

安価なデスクはだいたい1モーター

一般的に、電動昇降デスクの中で3万円程度のものだと、ほとんどが1モーターです。
安価な1モータータイプの電動昇降デスクには、以下のようなデメリットがあります。

  • モーター1個に負荷がかかり、壊れる
    (手持ちの1モーターデスクは1回壊れました)
  • 昇降が遅い

ぼくはFlexiSpotのEN1というエントリーモデル(1モーター電動昇降デスク)を最初に購入していて、今でもそれは食卓として使っているのですが、以前に一度、モーターが壊れて交換になりました。

交換してくれるのはいいのですが、デスクの交換ってめっちゃ面倒くさいです。
分解して、箱づめして、集荷依頼して、バカ重い箱を玄関まで運んで・・・
当然、交換品のデスクを組み立て直す手間まで発生します。

そんなわけで、1モーターは金輪際買わないと心に誓ったわけです。

2モーターで一枚板天板

そこに今回のSunonのデスクはなんと3万円で2モーター。しかも1枚板の天板付き。

Amazonの格安電動昇降デスクって、1モータータイプであるものが多い上に、一部の2モータータイプの機種では、天板がなぜか2枚の細長い板で構成されていたりします。
デスクの上で書き物とかをするのに、継ぎ目のある天板はさすがに嫌です。

今回のSunonは1枚板で、ちゃんと2モーター。
素晴らしいスペックです。評価も悪くありません。

天板サイズは横120cmで奥行きは60cmです。

初売りセールで安くなっていたので購入しました。
(しょっちゅう安くなっているので、Keepaをしっかり確認しましょう。)

いざ組み立て。世話が焼ける

箱から出した時点で、天板に支柱部分が取り付けられた状態。簡単に組み立てられることをウリにしている

さて、届いたので組み立てていきます。

商品ページでは「8分で組み立て」を謳っています。さすがにそれは無理です。

でも、組み立ては簡単です。

事前にある程度、部品が取り付け済みとなっています。
あとはここに脚をつけていくだけ……

のハズでした。

脚パーツを取り付けていく

まずは片方の脚を装着します。
ネジ4本で取り付けできて、ネジを回すための六角レンチも付属しているので工具の用意も不要です。親切設計ですね。

さて、もう片方の脚も取り付けていきます。

ん?

脚を設置位置に置いてみたら、うまくハマりません。
どうやらネジがなにやら干渉している様子。取り付けることができません。

ここで、さっき正常に取り付けたほうの片脚を見ます。

正常に取り付けできた方の状態。飛び出しているネジと穴の位置がぴったり合っている

こちらは脚パーツの穴にネジが飛び出すかたちで、きちんとハマっている状態です。

で、2本目の脚をもう一度確認。

ネジが完全にぶつかっています。これでは組み立てができません。

さぁ困った。

商品ページを見る限り、連絡すれば交換とかしてくれそうな「3年保証」なる文言もあります。
連絡して交換してもらおうかと考えました。
でも一回開封したものをまた箱に戻し、35kgある箱を持って階段を降りる(ウチの集合住宅は階段しかない)のはちょっと嫌すぎます。

仕方ないので、自力でなんとかすることに。

単に組み立て精度が悪いだけだと思うので、
一度分解して、うまいこと組み直せばどうにかなるかな、という判断。

いざ分解開始。

一回取り付けた片脚も取り外し、デフォルトで天板に取り付けられているパーツをわざわざ取り外すという手間を敢行します。
まずは4本のネジを外して天板から金属パーツを取り外します。

このボルトが飛び出していて、干渉していたわけです

わりと簡単に、干渉していたボルトにアクセスできました。
同じ六角レンチで回せそうです。

一旦ボルトを外して、再度うまいこと力を加えつつ(干渉しない方向に修正しながら)締め直していきます。

ちゃんと取り付けた状態。見た目にはほとんどわからない

組み立て直した結果、うまくハマってくれました。

で、そのまま脚(柱部分)と、脚(フット部分)を装着します。
これも付属のレンチで簡単に作業できます。

配線も簡単です。
数本のケーブルをつなぐだけ。

付属工具で作業は完結できますが、電動工具があると簡単です。ウチではBOSCHのこれを長年使っています。

本製品にはケーブル部分のカバーは付属していませんでした。

リモコンを取り付ける。左右どちらも下穴処理がされているので、デスクに向かって右手側でも左手側でも取り付け可能
あっさり完成。ネジの干渉さえなければ8分は無理でも20分くらいでできるかも

高さ計測(最低高)

このデスクの最低高は、表示上は70.5cmです。

床からの高さをざっくり計測。天板込みで、高さ71cmちょい

高さ計測(最高高)

最大の高さまで上げたところ。リモコンの表示では119cmとなっています。

天板込みでだいたい120cmちょいまで上げることができます。

174cmのぼくには高すぎるくらい。

揺れは気にならない

組み立ては簡単でもモノ自体は割としっかりしていて、高さ105cmくらいまで上げてノートパソコンを使ってみたが、揺れはあまり気になりません。Flexispotと比較しても遜色ない安定感があります。

衝突防止機能

電動昇降の上げ下げを行うときに万が一モノにぶつかってしまったとしても、安全装置が作動してストップするようになっています。この価格帯の製品としては非常に気の利いた機能だと思います。

どちらかというと、「上げ下げをしているときに衝撃があるととりあえず止まる」という仕様のようなので、昇降中に天板をコンッと叩くと安全装置が作動したりします。

天板のクオリティは価格相応

天板の仕上げは、価格相応という感じ。あまりハイクオリティな純白という感じではありません。気になる人は端っこを塗り直したほうが良いかもしれません。

左右に配線孔があいていて便利です。

天板は合板なので強度はそこそこだと思います。イメージとしてはニトリとかのカラーボックスのような素材感です。
たとえば、水をこぼしたまま放置すると染み込んだり、表面加工が浮いてきたりしそうな感じです。

FlexiSpotの純正天板と比較してもかなり安そうな質感で、密度が低めな感じです。
モニターアームをクランプするなら補強プレートを噛ませた方が安心です。

まとめ。おすすめする人、しない人

Sunonの電動昇降デスクを買って、組み立ててみました。

ぼく自身、電動昇降デスクは3台目になりますが、サブ機として悪くない製品だと思います。

  1. Flexispotのエントリー機種と比べても、2モーターのアドバンテージが大きい
  2. 組み立て精度は中国クオリティだけど、組み立て直せばなんとかなった
  3. 2台目の電動昇降デスクで、サブとして使いたいならコスパが良い

以下のような人にはおすすめできます。

  1. できるだけ安価で電動昇降デスクデビューしてみたい人
  2. ノートPCを中心に仕事をしていて、重いモニターを支えるアームなどクランプしない人
  3. すでに1台デスクを持っているが、別部屋などでもう1つ環境を作りたい人

一方で、こんな人にはあまりおすすめしません。

  1. デスクにたくさんクランプしたり、モニターアームを使いたい人
  2. ”どうせなら良いモノを”と、後々アップデートしたくなる人
    →大物ですから捨てるのも大変です。アップグレード欲がある人は最初からFlexiSpot E7にしましょう。
  3. 自分で天板を選択したい人
    →付属の天板にパーツが装着済みで、鬼目ナットも埋め込まれているので、別途天板を用意して付け替えるのは大変です。最初から脚だけの商品にした方が良いでしょう。

とりあえずファーストインプレッションとしては、コスパが良い昇降デスクが買えて満足です。
細部のクオリティは価格相応ですし、最高のデスクではありませんが、価格に対して十分な性能を持っています。
モーターや天板など耐久性を含めて、長持ちしてくれるといいな。

3年保証がついているそうですが、3年間もメーカーが存続するかは謎です。
結構いいものを作っていて、売れているみたいなので
Sunonさんにはぜひ、電動昇降デスク界の価格競争を誘発しちゃってほしいですね。

今日はここまで。

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