HHKBの魅力は、素晴らしい打鍵感と考え抜かれた機能性、持ち運べる軽さとコンパクトさ。
そんなHHKB Professional HYBRID Type-Sですが、やはり見た目は地味です。
ぼくが使っている雪のモデルは純白で美しいキーボードですが、それでも世の中に多く販売されているキーキャップに変更したくなることがあります。
HHKBにメカニカルキーボードのキーキャップは使えない
メカニカルスイッチの規格は「Cherry互換」が主流
まず、メカニカルキーボードのキーキャップの標準規格である「Cherry互換」について。
現在のメカニカルスイッチの原型を作った「Cherry社」というドイツのメーカーがあります。
Cherry社が作った「Cherry MX」スイッチは世界のメカニカルスイッチの元になりました。
現在はCherry MXスイッチの特許が切れたため、多くのメーカーが真似をしたスイッチを作っています。
スイッチの軸が十字形をしているこの形状が、Cherry MX互換スイッチの特徴です。
現在発売されているメカニカルスイッチのほとんどがこの軸と互換性があるため、必然的にキーキャップもCherry互換対応のものが多くなります。
※一部のロープロファイル(背の低いタイプの)キースイッチには別の規格のものもあります。
静電容量無接点方式は形状が違う
HHKBやREALFORCEのような静電容量無接点方式スイッチは、軸の形状がCherry MX互換のものと異なり、丸い形状の軸になっています。
そのため、キーキャップには互換性がないので、メカニカルキーボードのキーキャップはHHKBに使えないというわけです。
HHKBのオリジナルキーキャップは遊舎工房で作れる
キーキャップの選択肢が狭いHHKBですが、遊舎工房でキーキャップ刻印サービスが使えます。
自分でデザインしたキーキャップをレーザー刻印してくれるサービスで、遊舎工房の在庫にある無刻印キーキャップに対して刻印してくれます。
価格は英語配列で15,400円、日本語配列で16,500円。納期は2週間ほどとのこと。
自分でデザインしたオリジナルのキーキャップを作れるので、選択肢が少ない中でオリジナリティを出したい人は、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ぼくも作ってみたいと思っていますが、いかんせんデザインなどのセンスがないので迷っています。
今回は以上です。
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