これまで僕は、横幅160cmのそこそこ大きな電動昇降デスクを使っていました。
書斎もそれなりの広さがありましたし、作業スペースは広ければ広いほど良いと思っているからです。
それはもう快適そのもの。

しかし先日転職をして、少し狭い家に引っ越しました。
(転職により社宅制度がなくなったので、家賃を抑えたくて…)
そんな折、ご縁があって「Rasical Desk(ラシカルデスク)」を提供いただけることとなり、思い切って横幅120cmを選んで、メインデスクとして使ってみることにしました。
サイズダウン、それは勇気のいる決断です。まるで、家族4人で乗っていたミニバンから、軽快な軽自動車に乗り換えるようなもの。最初は不安もありましたが、結果として、このRasical Deskが秘めるポテンシャルと、これからのデスク環境の進化にワクワクさせられることになったのです。
今回は、このRasical Deskを導入して感じたこと、特にその驚くべき品質の高さ、そして120cmというサイズ感で今後どのように活用していこうとしているのか、詳しくお話ししたいと思います。
Rasical Deskとの出会い

まずはRasical Deskがどのような製品なのか、概要から見ていきましょう。
製品の特長と組み立て
Rasical Deskは、電動昇降機能を備えた高機能デスクです。
僕が今回選んだのは、天板が横幅120cm、奥行き75cmのモデルで、脚の色は部屋の雰囲気を変えてみようと白を選択しました(黒も選べます)。
組み立てに関しては、天板に最初からネジ穴(鬼目ナット)が埋め込まれているため、ドリルで下穴を開けるといった作業は一切不要です。これは非常にありがたいポイント。プラモデルを作るような手軽さ…とまでは言いませんが、DIY初心者でも比較的簡単に組み立てられるでしょう。
とはいえ、天板はしっかりとした無垢材、脚もデュアルモーターを搭載した電動昇降ユニットなので、かなりの重量があります。安全のためにも、大人2人での作業を強くおすすめします。
僕は一人暮らしで、転職後の新天地には屈強な友人がいるわけでもなく…意地で一人で組み上げましたが、120cmサイズなのでギリギリなんとかなりました。これが160cmだったら…想像するだけで腰が悲鳴を上げそうです。お友達にランチを奢ってでも手伝ってもらうのが賢明でしょう。
ちなみに有料ですが、組み立てサービスも利用できるようです。

Rasical Desk 公式情報
Rasical Deskのより詳細な情報やラインナップについては、公式サイトで確認できます。天板の色やサイズ、脚の色、そして豊富なオプションモジュールなどが紹介されています。
- ラインナップ: 天板サイズは120cm、140cm、160cmがあり、奥行きは共通で75cm。天板の色も複数から選べます。暗めのウォールナット色もおしゃれですね。
- モジュール: 後述しますが、デスクに取り付け可能な引き出しやトレイなどのモジュールが多数用意されており、2025年6月頃から発送開始予定とのことです。
感動のクオリティ!使ってわかった注目ポイント

さて、実際にRasical Deskを使ってみて、僕が特に「これはすごい!」と感じたポイントをいくつかご紹介します。
天板の美しさ:ホワイトアッシュという選択
まず特筆すべきは、天板の品質です。これが本当に素晴らしい。僕が選んだのはホワイトアッシュという木材の無垢材天板の「ナチュラル」カラーです。
このホワイトアッシュ、木目が非常に美しく、触り心地も滑らか。しっかりとした厚みがあり、高級感が漂います。
これまで僕が使っていたデスクも天然木でしたが、それとは明らかに一線を画す質感です。
関連情報:ホワイトアッシュ材について
- 特徴: ホワイトアッシュはモクセイ科トネリコ属の広葉樹で、北米などが主な産地です。「タモ」とも呼ばれることがあります。強度と耐久性に優れ、衝撃にも強いことから、家具だけでなく野球のバットやホッケーのスティックなどにも使われる木材です。木目がはっきりとして美しく、色は白から淡い褐色で、部屋を明るい印象にします。
- 価格帯: 一般的に、ラバーウッドなどの木材と比較すると高価になる傾向がありますが、その品質と美しさから人気があります。
KANADEMONOのラバーウッドとの比較
以前僕が使っていたデスクは、KANADEMONOさんのラバーウッド天板でした。ラバーウッドも天然木で良い素材ですが、ホワイトアッシュはさらにその上を行く印象です。
例えばKANADEMONOさんでは、ラバーウッドナチュラルの天板が確か3万9千円だったのに対し、ホワイトアッシュの天板は7万6千円で扱われていたと記憶しています。集成材と無垢材の違いはありますが、木材のランクとしてホワイトアッシュの方が上級とされているのが、こうした価格差にも表れているのでしょう。
もちろん、高いものイコール良いものであるとは限らないですが、実際に見るとアッシュ材の木目はとても美しいと感じます。
関連情報:ラバーウッド材について
- 特徴: ラバーウッドは、ゴムの木から樹液を採取した後に伐採される木材で、環境に優しいエコな素材としても知られています。比較的成長が早く、加工がしやすいことから、家具などに広く利用されています。手触りが滑らかで、穏やかな木目が特徴です。
- 価格帯: 他の硬質木材と比較して、比較的手頃な価格で入手できることが多いです。
電動昇降:静かで速い、デュアルモーター
電動昇降デスクとしての基本性能も、Rasical Deskは非常に高いレベルにあります。
まず、昇降スピードが速いです。そして、動作音が非常に静か。
以前使っていたFlexiSpot E7も十分に静かだと思っていましたが、Rasical Deskはそれ以上に静かに感じます。同じ部屋で誰かが寝ていても、おそらく気付かれずにデスクを昇降できるのではないでしょうか。もちろん、眠りが浅い方だと分かりませんが、それくらい静粛性が高いということです。
そして、このデスクはデュアルモーターを採用しています。これは電動昇降デスクを選ぶ上で非常に重要なポイント。
以前、シングルモーターの安価な電動昇降デスクを使った経験があるのですが、1つのモーターで両脚を動かすため、どうしても負荷が集中しやすく、比較的早く異音がしたり、昇降が遅くなったりと、調子が悪くなりがちでした。実際、一度故障して交換してもらった苦い経験もあります。
その点、デュアルモーターなら左右の脚にそれぞれモーターが付いているため、パワーに余裕があり、安定したスムーズな昇降が可能です。耐荷重も125kgと十分すぎるスペックなので、安心して機材を載せられます。
コントローラーが物理ボタン式であることも、僕にとっては好印象でした。
最近はタッチパネル式のものが多いですが、反応待ちがあったり、意図せず触れてしまったりすることがあります。物理ボタンなら確実な操作ができます。

関連情報:FlexiSpot E7について
- 特徴: FlexiSpot E7は人気の電動昇降デスクの一つで、デュアルモーターを搭載し、耐荷重125kg、昇降範囲も広いモデルです。タッチパネル式のコントローラーを備え、メモリ機能(通常4つ程度)や障害物検知機能などを搭載しています。僕の以前のメインデスクでした。
細やかな配慮:白いケーブルカバー

今回、僕は白い脚フレームを選びましたが、この電動昇降デスクの電源ケーブル自体は黒色です。
しかし、Rasical Deskは白いモデルには白いケーブルカバー(スリーブ)が付属していました。
これにより、デスクから垂れ下がる黒いケーブルを白く包み込んで隠すことができます。本体カラーに合わせたケーブルを特注するとコストが跳ね上がりますが、付属品でカバーするというアイデアは賢いと思います。こういった細やかな配慮は、ユーザーとしてとても嬉しいポイントです。
サイズダウンして見えたことと感じたこと
160cm幅から120cm幅へ。このサイズダウンは、僕のデスク環境にどのような変化をもたらしたのでしょうか。
120cmデスクの現実:やっぱり狭い
正直に言うと、やはり「狭い」と感じる場面はあります。
特に、これまでデスク上に置いていたブックスタンドやガジェットの充電スペースなどを考えると、160cmの広さは魅力的でした。
しかし、これは想定内。むしろ、この「狭さ」をどう克服し、機能的な環境を構築していくか、というのが今回のテーマでもあります。
日本の住宅事情を考えると、誰もが広大な書斎を持てるわけではありません。限られたスペースでいかに快適な作業空間を作り出すか、その挑戦は非常に楽しいものです。
モジュールシステムへの期待

Rasical Deskの真価は、これから登場する豊富なモジュール群との組み合わせで発揮されます。
デスク裏に取り付けられる引き出し、キーボードトレイ、サイドのパンチングボードなど、様々な拡張パーツが用意されていきます。
これらのモジュールを駆使することで、120cmというコンパクトなサイズでありながら、収納力や機能性を最大限に高めたデスク環境を構築できるのではないかと、今からワクワクしています。
現在の「ちょっとごちゃっとしている」状態は、今後のモジュール追加による劇的な変化をより楽しむための、いわば「ビフォー」のようなものかもしれません。
もちろん、120cmと160cmでは取り付けられるモジュールの数や組み合わせに違いが出てきます。
例えば、「キーボードトレイと引き出しを両方つけたい」といった場合は、より大きなサイズの天板が必要になります。
そのあたりは、自分の使い方と照らし合わせて検討する必要がありそうです。
ちょっと気になる点:メモリーの数と脚の形状
素晴らしいRasical Deskですが、強いて気になる点を挙げるとすれば2つあります。
1つ目は、コントローラーの高さ記憶が3つまでという点。立って使う高さ、座って使う高さの2つに加え、例えば「座って書き物をする時の少し高めの設定」と「座ってPC作業をする時の低めの設定」のように、細かく使い分けたい場合、4つ登録できるとさらに便利だと感じました。
以前使っていたFlexiSpot E7は4つ記憶できたので、少しだけ名残惜しい部分です。ただ、3つでも十分工夫して使えています。
2つ目は、脚が円柱状であることです。デザイン的にはスッキリしていて圧迫感がなく美しいのですが、マグネット式の電源タップやティッシュケースなどがくっつきません。以前のデスクは角柱だったので、マグネット小物を活用できていました。これも、天板裏のモジュールシステムが充実してくれば、解決できる問題かもしれません。
まとめ:もっと早く出会いたかったデスク
今回、Rasical Deskを実際に使ってみて、その品質の高さには本当に驚かされました。
美しいホワイトアッシュの天板、静かでパワフルなデュアルモーターの電動昇降機能、そして今後の拡張性を考えると、これは決して高い買い物ではないと思います。
定価は10万円程度ですが、記事投稿時点ではセールで7万円台から購入可能です。
このクオリティでこの価格なら、むしろ環境への投資として「安い」とさえ感じます。これまで4台の電動昇降デスクを乗り換えてきた僕だからこそ、その価値がよくわかります。
これから在宅勤務を始める方や、デスク環境を一新したいと考えている方には、自信を持っておすすめできる一台です。
特に、自分で天板に穴を開けたり、パーツを探して組み合わせたりする手間やリスクを考えると、完成度の高いRasical Deskは非常に賢い選択と言えるでしょう。もし僕が数年前にこのデスクに出会っていたら、迷わずこれを選んでいたと思います。
今のところ120cm幅は手狭に感じることもありますが、それはこれからのモジュールカスタムへの期待感の裏返し。狭い部屋でも最大限のポテンシャルを引き出すデスク環境を目指して、このRasical Deskを育てていくのが楽しみです。
ちなみに、僕の紹介で使える3000円引きのクーポンもありますので、もし購入を検討される方がいらっしゃったら、ぜひお役立てください。
↓↓↓クーポンコードは以下↓↓↓
97NFO87YI0
今日は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント