Keychron K8 Pro QMK/VIA対応でついに無線化

Keychron K8 Pro Keychron
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こんにちは。Tomです。

30代独身一人暮らし、一般企業で在宅勤務をするサラリーマンです。

自作キーボードはちょっとハードルが高いけれど、ちょっと良いキーボードを使いたいという絶妙なワガママをかなえるため、今日もキーボードを探しています。

今回は、Keychronの最も標準的なテンキーレスキーボード「K8」に「Pro」モデルが出るという情報が出ましたので、詳しく見ていきます。

Keychron K8 Pro

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ベースモデルの「Keychron K8」とは

Keychron K8

まず以前のKeychron K8がどのようなキーボードだったか見ていきましょう。

  • 80%テンキーレスキーボード
  • 有線/無線対応(ただしキーマップのカスタマイズに非対応)
  • アルミフレーム/ABS樹脂フレーム選択可能
  • Hot-Swappableオプション選択可能
  • Mac/Windows対応
  • ABSキーキャップ
  • 内部の反響を抑えるフォーム等は無し

といったスペックで、Keychronの「いつものスペック」という感じです。

Keychron K8 Proの進化ポイント

次に、ベースモデルのK8からK8 Proとなって進化するポイントをまとめます。

  • 無線接続対応のまま、QMK/VIAに対応
  • ダブルショットPBTキーキャップ標準装備
  • South-Facing LED(南向き=スイッチの手前側にLED)搭載
  • 反響吸収フォーム内蔵

このような点が異なります。

無線対応のままQMK/VIA対応

Keychron K8 Pro VIA

QMK/VIA対応が一番のポイントです。

Keychronはプレミアムモデル「Q1」を発表したとき、

無線接続には対応していません。QMK/VIA対応のPCBが無線に対応していないからです。

と言っており、また

今は対応していませんが、対応できるよう開発中です。

とも言っていました。

しっかりと技術的な問題をクリアし、有言実行したわけです。

QMK/VIA対応機として使えるのは有線接続の時だけ?

さていったん落ち着いて。

新機種を売り出す際に、メーカーが「この機能に対応しています」と言っているときは注意が必要です。

例えば、

「無線とQMK/VIA対応だよ!」と言って売り出していても、

「実際にQMK/VIA対応でカスタマイズしたキーマップが使用できるのは有線接続の時だけだよ」なんて罠があるかもしれません。

ふふふ、カンタンには騙されませんよ。

という気持ちで、詳細ページを見ると下記の記述がありました。

Keychron公式サイトから引用

With full QMK/VIA support on both the Bluetooth and wired modes, you can easily remap any key and create favorite macros no matter on macOS, Windows, and Linux, unleashing your creativity without border.

Keychron

Bluetoothモードと有線モードの両方でQMK / VIAを完全にサポートしているため、macOS、Windows、Linuxに関係なく、任意のキーを簡単に再マッピングしてお気に入りのマクロを作成し、国境を越えて創造性を発揮できます。

Keychron

・・・だそうです。

疑ってスミマセンでした。

無線接続を行っているときでも、カスタマイズしたマッピングで使用できるみたいです。

※無線状態でマッピング変更ができるのかは定かではありません。

完全アルミボディで無線接続はできない

無線接続を実現するためにフルアルミボディにすることはできないので、ボトムケースはプラスチック製だと思われます。

ちなみにアルミボディで無線接続を実現しているIQUNIX F96には底部にプラスチックの窓が用意されていて、電波が通れるようになっています。

ダブルショットPBTキーキャップ標準装備

最近のKeychronは、以前よりキーキャップの素材にこだわっているようです。

以前は薄いABSキーキャップで、打鍵感も軽く少し安っぽい感じがありました。

Keychron Q2で採用されたダブルショットPBTキーキャップは、厚さこそ高級キーキャップほどではありませんが、その質感の高さや触り心地の良さは特筆すべきものがあります。

K8 Proや、最近発表されたKeychron Q4でも同じようにダブルショットPBTキーキャップが採用されるようなので、今後はKeychronのキーキャップ交換に余計なコストを支払う必要はなくなったと言えます。

ちなみにKeychronで以前から販売されているPBTキーキャップ(別売り)は、ダブルショットではなく昇華印刷(Dye-Sub)となっており、印字が消えにくい印刷手法です。

South-Facing LED

South-Facing(南向き)LEDとは、キースイッチに対して手前側にLEDが搭載されている構造のバックライトのことです。特徴は下記の通り。

  • スイッチに対して手前が光るので、キーキャップの間から見える光が綺麗に見える
  • 多くの光透過タイプのキーキャップはNorth-Facing(北向き)想定で作られているので、South-Facing LEDだとキレイに透けてくれない

というメリット、デメリットがあるようです。

標準搭載のキーキャップは光を透過しないので、「キーキャップの隙間が綺麗に光るよ」という方向性で設計されているようです。

個人的にはキーボードが光っていても光っていなくてもどちらでも良いので、ここはあまり重要ではありません。

反響吸収フォーム内蔵

最近のKeychronは、「打鍵音をよくするには内部の空洞のコントロールが大切だ」ということに気づいたみたいです。

以前のKeychron Q1で反響音を抑えるためのフォームを導入したが効果が薄く、YouTuberやレビュワーたちに思い思いの改造を施されました。

そのフィードバックをうけて誕生したQ2には、数々の有識者たちが施した改造のアイデアが採用されていました。

そして満を持して、Keychron K8 Proにもそのエッセンスが導入されることになったわけですね。

Q2にはクッションフォームとプラスチックの板が仕込まれていましたが、

K8 Proにはシリコンパッドが詰まっているそうです。

これは相当しっかりと反響音が軽減されそうです。

まとめ 進化し続けるKeychron

Keychron K8は、ぼく自身はじめて購入したKeychron製品です。

それは最もオーソドックスな配列であり、誰でもとっつきやすい製品だと感じたからです。

今では変な配列のキーボードやカスタムキーボードを使っていますが、K8にはずいぶんお世話になりました。

そんなK8が、多くの研究・ほかの製品からのフィードバックを受けて進化して戻ってくるとあって、ワクワクしています。

万人にオススメしやすい正統派配列のキーボードが、キーカスタマイズ機能を引っ提げて帰ってくる。

願わくば日本で技適取得したモデルが正規販売されることを願ってやみません。

今日はこのへんで。

ではまた。

Keychron K8 Pro

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