こんにちは。Tomです。
2021年9月のAppleイベントでiPadの新製品が発表されました。
これを機にiPadを購入した方も多いのではないでしょうか。
iPadの用途は、下記の3つに大別されると思います。
- 主にApple Pencilを使う(手書きメモやイラスト)
- 主にキーボードを使う(テキスト入力やチャットツールなど)
- ビューワとして使う(NetflixやAmazon Primeビデオなど)
これらのどれが1つで活用しても良いのですが、せっかく買ったiPadを100%活用するには
せっかく買ったiPadを100%活用するには
キーボードを使ったテキスト入力ができる環境づくりは重要になります。
そこで今回は、iPadをもっと活用するためのおすすめキーボードを紹介します。
iPad用キーボードのおすすめ5選
純正キーボードは便利だけど高い
Apple純正のiPad用キーボードは非常に高額です。
一番大きなiPadPro12.9インチ用のキーボードはおよそ4万円。
接続が簡単で便利ではあるのですが、
- 対応したiPadでしか使用できないので、iPadを買い替えたら使えなくなる
- 角度に制限があり、Apple Pencilとの相性が良くない
といったデメリットもあります。
そんなアイテムの価格としては正直ちょっと高すぎると思っています。
もちろん、充電用USB-Cポートが増えるとかメリットもあるんですけどね。
iPad miniには純正キーボードケースがない
iPad ProやiPad Airには純正キーボードケースがありますが、iPad miniには純正キーボードケースは販売されていません。
このため、キーボードを使う場合は別途無線キーボードを用意することが必要になります。
そこで今回は、iPadで使用できる無線キーボードを5つ紹介します。
iPadにオススメのキーボード US配列
Keychron K3
iPadのキーボードに求めることは
何でしょうか?
- 無線で接続できること
- 薄くて軽いこと
iPadで使うなら持ち運ぶことも想定して
薄くて軽いキーボードを選びたい方にオススメなのが
Keychronの薄型メカニカルキーボード
「K3」です。
メカニカルキーボードとは
メカニカルキーボードは、キー1つ1つにキースイッチという機構が搭載されており、それぞれのスイッチが入力を感知する仕組みのキーボードです。
メカニカルキーボードの特徴は、独特の打鍵感と高い耐久性です。
キースイッチが選べる
キースイッチにはたくさんの種類があります。
Keychronのキーボードは「Red、Blue、Brown」から選択できます。
個人的にオススメは静かで癖のないRedスイッチです。
Hot-Swappableモデルを購入すれば、
購入後にスイッチを交換することもできますので、スイッチが合わなくても安心です。
スイッチセットはKeychronのサイトで購入できます。
Keychronのキーボードは、
メカニカルキーボードには珍しくAppleデバイスに完全対応しています。
iPadやMacで使用する
- Commandキー
- メディアキー(音量の上げ下げ・音楽の再生停止などの機能)
も使用できるようになっています。
3デバイス接続
Keychronのキーボードは、3つまでのデバイスに接続できます。
スマートフォンや他のPCと切り替えて使用することができるのがポイントです。
※注意:Keychronのキーボードを個人輸入して使用する場合技適マークの認証をうけていませんので注意が必要です。
Fキーが省略されて、よりコンパクトになったK7もおすすめです。
Anker ウルトラスリム Bluetooth ワイヤレスキーボード
ガジェット好きの味方ANKERのキーボードです。
Amazonのセールが頻繁に行われていることでも知られており、もっとも手軽に入手できるキーボードといえます。
薄型で軽く、持ち運びに適している上に価格が安いのがポイントです。
Apple製品に合ったキー配列
このキーボードの特徴は、Apple製品に最適化されていることです。
- スペースキーの両側にはCommandキーが配置されている
- メディアキーの操作で音量の上げ下げや、再生・停止などを行うことができる
パンタグラフ方式
このAnkerのBluetoothキーボードはメカニカルキーボードではなく、
ノートPCと同様のパンタグラフ式のキーボードとなっています。
ノートPCの薄めの打鍵感に慣れているのであれば、違和感なく使えるでしょう。
乾電池式
このキーボードは単4電池2本で動作します。
今どき乾電池式?と思われるかも知れませんが、
- どこでも簡単に新しい電池が手に入る
- バッテリー劣化の心配がない
等のメリットもあります。
むしろ充電環境が不要というメリットも大きいかもしれませんね。
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言語配列に注意
国内のAmazonで購入できるので気づきにくいのですが、よく見るとUS(ANSI)配列であることに注意してください。
把握せずに購入してしまうと印字と実際の入力に差が生じてしまい、不便に感じると思います。
レビューで「キーの印字通りに入力できない!欠陥品だ!」と言っている人は大体ここを勘違いしていますね。
例えばこのキーボードで「@」は「SHIFT+2」で入力します。
日本語キーボードでは「@」はEnterの2つ隣にありますよね。
これらの点を踏まえて使用すれば非常に便利なキーボードです。
Keychron K8
ここまで持ち運びに便利なキーボードを2つ紹介しましたが、
iPadは持ち出さずに自宅でのみ使用するという方も多いかも知れません。
そんな方はKeychron K8を据え置きキーボードとして使用するのはどうでしょうか。
通常プロファイル・メカニカルキーボード
Keychron K8はメカニカルキーボードで、通常プロファイル(高さのあるスイッチ)となっています。
Keychronのキーボードと同様にAppleデバイスに最適化されたキー配置になっています。
切り替えスイッチを搭載していて、Windowsでも使用することができます。
無線でも有線でも使用することができます。
PCやMacと兼用できる
Keychron K3と同様、3つまでデバイスを登録して切り替えながら使うことができます。
スマートフォンやPCに接続して使えるキーボードとして、自宅に1つ置いておくというのも良いですね。
※注意:Keychronのキーボードを個人輸入して使用する場合、一部JIS配列の機種を除いて技適マークの認証をうけていませんので注意が必要です。
USB-Cハブなどを使用し、iPadに有線で接続するのも良いかもしれません。
持ち運びには向かない
Keychron K8は、プラスチックフレームを選択すれば本体重量はそこまで重くありませんが
大きさでみると、持ち運ぶには大きめです。
気軽にバックパックに入れて持ち出すようなサイズではないので注意しましょう。
iPadにオススメのキーボード 日本語配列
Magic Keyboard
純正で一番コスパの良い優秀キーボード
言わずとしれた、Apple純正のBluetoothキーボードです。
2021年にマイナーアップデートが入り、角の部分が丸くなったり、マイクミュートボタンがF5キーに割り当てされるなどの変化がありました。
最近はTouch IDつきのMagic Keyboardが発売されましたが、
Touch IDはiPadでは使用できません。
純正ならではのメリット
- MacBookと同じキーのサイズなので違和感少なく使うことができる
- Lightningケーブルで充電できる
- 接続が安定している
iPad本体をLightningケーブルで充電するタイプの機種を使っている場合、充電ケーブルを統一できるのが良いですね。
そもそもバッテリーがかなり持つので、充電自体も高頻度で行う必要が無いのもポイントです。
デメリットが許容できるなら一番安心
デメリットは下記の部分です。
- 一度ペアリングしたら他の機器に切り替える操作が難しい
- ノートPCと同じようなキーボードなので打鍵感は普通
これらが問題ないのであれば、純正なので一番安心かもしれません。
またユーザーが多いので、メルカリなどで中古で売却する際も売れやすいかもしれませんね。
日本語配列・英語配列が選べる
Appleのキーボードは、配列が選択できます。
US配列やJIS配列などの配列を選択でき、国内で安心して使える技適マーク付きであることを考えても、1台持っていて損はないキーボードです。
キーボードの言語を無料で変更できる点は、Apple純正のメリットだったりします。
Apple純正で1万円は安い
iPad用の純正キーボードは上位機種で4万円ほどなので、
Apple純正のキーボードで1万円程度であれば非常にコスパが高いかもしれません。
また意外と知られていませんが
AppleCare+に加入したiPadやMacと同時購入であればAppleCare+の保証対象となり
故障時には保証適用でAppleに修理に出せる点もポイントです。
1万円は高いと思われるかもしれませんが、純正の安心感はやっぱり良いですね。
→Apple Magic KeyboardをAmazonで見る
ロジクール K380
個人的には大本命、ロジクールのコンパクト無線キーボードです。
安心と実績のブランド
ロジクールのキーボードは安定した接続と、長いバッテリー持ちが特徴です。
メリットは、
- 接続がとても安定している
- バッテリーが長持ちするので、普段は充電を気にする必要がない
- WindowsでもiOSでも使用できるようキーにいろいろな機能が印字されている
デメリットは、
- キートップが丸いため慣れるまでは打ちにくいと感じる
- 乾電池(単4を2本)式のため交換する必要がある(かなり低頻度)
- エンターキーが縦に細長いため打ちにくいと感じるときがある
といった点が挙げられます。
キーが丸くて少しクセのある打鍵感ですが、基本性能はしっかりしています。
特に接続の安定性とバッテリー持ちの良さは日常的な便利さに直結しますので、かなり重要視しています。
とにかく安定感が素晴らしい
ロジクールK380は、特筆すべき打鍵感や高機能などがない代わりに
- 接続が切れにくい
- バッテリーが長持ちする
のように普段使いの道具としてバランスのとれた、非常にすぐれたキーボードです。
打鍵感などにこだわらず便利なものを求める方にオススメです。
まとめ
iPadのキーボードは、
- 持ち運びを重視するかどうか?
- 配列は日本語配列が良いのか英語配列が良いのか
によって最適な選択肢が変わってきます。
ロジクールのK380 もしくはANKERのキーボードなど
安く購入できるものから試してみると良いかもしれませんね。
個人的には、Keychronのキーボードを気に入って使用しています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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ペンは2000円〜3000円のもので十分使える
キーボードに合わせて、iPadに必要になるアクセサリがPencilです。
純正のApple Pencilは1万6千円ほどしますが、
最近はAmazonで2000〜3000円程度で、十分に使える代替ペンが多数発売されています。
こういったものでも、十分便利に使うことができます。
限られた予算の中で高いパフォーマンスを発揮するので、よかったら検討してみては。
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