デスク上のど真ん中に主役のように鎮座するキーボードという構図は、周辺機器メーカーの広告でもよく見られる配置であり、これを普通だと思っている人も多いと思います。
ですが実際には、デスクはキーボード作業だけを行っているわけではなく、
ペンで書いたり、本を読んだり、タブレットやスマートフォンを使うこともあると思います。
キーボードを中心にしてデスク環境を固定してしまうことは
デスクをほかの用途で使うことが困難であることに繋がっていきます。
今回Keychron K3 Proを購入し、軽くてコンパクトなキーボードがもたらすデスク全体の生産性向上の効果を実感したので、デスク全体の生産性を上げる方法を考えていきます。
デスク全体の生産性を上げる
キーボード選びの3つの条件
デスク全体の生産性を上げるキーボードの条件は、下記3つだと思っています。
- 無線接続が可能であること
- 片手で持てるほどコンパクトで軽量であること
- 必要十分なキーが備わっていること
無線接続が可能であること
まず、デスク全体のことを考えると、キーボードは無線接続が望ましいです。
理由はもちろん、「簡単に場所を移動できる」からです。
デスク上でさっと動かして場所を作りたいときに、ケーブルの長さや太さが邪魔をしてキーボードを動かせないとなると、どうしても動かすのが億劫になり、紙や本を置くためのスペースを作ることが難しくなります。
軽快に使うためにも、無線接続が可能なモデルを選択すると良いでしょう。
片手で持てるほどコンパクトで軽量であること
デスクをキーボード入力以外の用途で使うためには、
キーボードを脇にどかす必要があります。
その時、両手があいていて、そっと両手でキーボードを動かすことができるシーンばかりとは限りません。
電話に出ていて片手が塞がっていたり、飲み物を持っていたり。
もう片手にペンを持っているかもしれませんね。
そういったシーンでもさっと動かせるように、キーボードは片手で掴んでさっと動かせるものが理想です。
手の大きさにもよりますが、少しでも小さく軽いほうがよいと思っておきましょう。
必要十分なキーが揃っていること
コンパクトで軽量という条件とは、やや相反する条件ですが
キーの数が十分であることは大切です。
例えば片手でペンを持ってメモを取りながら、ドキュメントや スプレッドシートの内容を確認したいとき、利き手ではペンを持っているのでマウスは使えない状況になります。
そんなときにはやはり矢印キーがあったほうが良いですし、Excelなんかでは片手でチョイっとF2キーなんかが押せると便利だったりします。
コンパクトキーボードでFキー段が省略されているものは、どうしても両手で使うことが想定されていて、Fキーを押すためには少なくとも2キーを同時に押さなければなりません。
いざという時に片手で使えるキーボードを選ぶことが大切です。
キーボード以外のアイテム選びのポイント
デスクマットは敷かない
キーボードとマウスだけを使うのであれば、デスクマットを使うと操作感がよくなったり、打鍵音や打鍵感が改善されたりします。
しかし、デスクマットがあると紙に書いたり別のことをするのがやりにくくなります。
デスクマットは絶対に敷かないといけない理由もないので、デスクの生産性を考えるなら敷くべきではありません。
ただし、気合をいれてたくさんタイピングする場合は
デスクマットがあったほうが疲れにくい気がするので、一応持っています。
単機能アイテムを最低限置く
デスクの生産性を上げるにあたって気をつけることは、できるだけ単機能なアイテムを選んで配置するということです。
スマートフォンが生産性に悪影響を与えるというのは多くの書籍でも語られている通りです。
一方で、たとえばメモ用紙やペン、
電卓、タイムタイマーなどは置いておくほうが良いと思っています。
A4用紙
メモはノートではなく、A4用紙をたくさん置いています。
A4用紙のメリットは、
- 価格が安い
- 書き損じても捨てられる
(ノートだと書き損じがあると汚くなるので嫌) - 広いので関係図や表などを簡単に書ける
- UPRIGHTに立てておけば見た目もスッキリ
iPadも使いますが、紙のほうが使い勝手が良い場面があるので、どちらも併用して使っています。
ボールペン
ボールペンはいろいろ試しに使ってみていますが、今はパイロットのアクロインキがお気に入りです。
その中で、ボディに一目惚れして買ったのが「TIMELINE ETERNAL」です。
なめらかに書けてデザインも良いのでヘビーユースしています。
昔はジェットストリーム派だったのですが、最近はもっぱらアクロインキ派になってしまいました。
タイムタイマー
仕事に集中するためには、短い時間を区切ってその時間を目一杯使って集中して取り組むのが良いとされています。
そこで、シンプルな構造で時間を区切ることができるタイムタイマーを導入しました。
短い時間でも、時間を区切って作業を行うことで集中できるようになる気がします。
会議の残り時間などもセットしておくとメリハリが出るのでおすすめです。
まとめ
生産性の高いデスクを作るには、
- キーボードはある程度コンパクトかつ十分なキー数があるもの
- スマートフォンを撤去し、単機能なアイテムを必要最低限揃えておく
このポイントを抑えることで、集中して生産性を高いデスクに一歩近づくことができます。
在宅勤務でのデスクづくりの参考にしてみてください。
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