こんにちは。Tomです。
一人暮らし独身、気ままに在宅勤務をしているサラリーマンです。
キーボードが大好きでたくさん購入してしまうのですが、
タイピングがすごく苦手です。
そんなぼくが「多少まともな」タイピングを徐々に会得し、
ブログもそこそこ快適に書けるようになってきましたので、どのようにしてタイピングの練習を行ったか紹介します。
タイピングが速くなるための5ステップ
まず、運指を矯正する
何はともあれ、正しい指で正しいキーを打てるようになるのが第一です。
なぜ運指を矯正するのか?
長年オリジナルスタイルで打鍵している人にとっては、
「ずっとこれでやってきたし、そこそこ速く打てるからいいじゃないか」
「今から矯正するのは大変」
「以前にちょっと練習したけど、結局自己流のほうが打ちやすい」
という方もいると思います。
正しい運指は、理論上最速の「型」
正しい運指にした方が良い理由は、
- 最も効率が良いと思われる運指。ホームポジションから最も近い指が近いキーを担当することになるため、理論上最速になる
- キーに近い指が打鍵を担当するため、打鍵音を小さくできる
- 分割キーボードなどを購入するときも、正しい運指を前提に作られているので製品選択の幅が広がる
です。
特に、3の分割キーボードを使う上で正しい運指を覚えていないと、
「いつも右手で打っていたGキーが左にある」とか
「え!?Bって左手で打つの!?」
みたいなカルチャーショックを受けること間違いなしです。
運指を直すのに最適なサイト
使うサイトは、「腕試しレベルチェック」です。
ここでは、画面下部に出ている指の画像によって、「次のキーをどの指で打つべきか」を示してくれます。
アクロバティック自己流タイピングの染み付いた両手にムチ打ち、正しい指で打つことを目指しましょう。
長文に慣れる
正しい運指をだいたい覚えたら、次は「ちょっと長めの文章に慣れる」ことを目指しましょう。
上記の「腕試しレベルチェック」の「長文」→「オリジナル」がおすすめです。
このオリジナル長文がなんか妙に前向きな文章が多くて元気が出ますよ。
しばらくのあいだ、
正しい指で正しいキーを打つ……正しい指で正しいキーを打つ……
長い文章を打っているとだんだん頭がボーっとしてきて、訳が分からなくなってきます。
訳が分からなくなってきたら一旦休憩して、また今度やりましょう。
変換が必要な練習サイトに行ってみよう
先述の「腕試しレベルチェック」は、指使いを矯正することには非常に向いています。
なんせ指のイラストが出ますので。
しかし、日本語のタイピングで結構なリソースを持っていかれる「変換」の要素が無いのが弱点です。
そこで、変換もしながらタイピング練習ができるサイトが「TenFastFingers」です。
こちらのサイトでは、変換を挟みながら練習ができ、実際の入力シーンに少し近い練習ができます。
あと海外のサイトで日本語の参加者が少ないので、
そこそこの速さでも「上位1%」とか出てきてうれしくなれます。
ただし変換→入力確定の操作にちょっとクセがあり、変換確定のつもりでEnterを押したら入力が進んでしまい減点されることがあります。ちょっとイラっとします。
悪い癖は復活する
上記の2つのサイトを使って、きちんとタイピングを練習しましょう。
その後、仕事でキーボードを打っていると、
気づけば以前のアクロバティックなタイピングの癖が戻ってくることがあります。
ふと気づけば、練習を台無しにする「癖丸出し」のタイピングをしている自分がいて自己嫌悪になる…
というのは、結構あるあるだと思います。
でも!
ここで挫折して、タイピングを練習することをやめてしまってはもったいない。
「練習して正しい運指を叩きこむ」「癖でちょっと戻る」の繰り返しになるのは自然なことです。
ビジネス本、自己啓発書を読んでもすぐに以前と同じ失敗をしたりするでしょう。それと一緒です。人間そんなもんです。
タイピング練習サイトはほどほどに
「寿司打」がめちゃめちゃ速い人がいます。
そういった人は本当に凄いと思いますし、尊敬します。
ただし、タイピングスキルというのは「出てくるお題を速く打つ」ことではありません。
「見ること」へリソースを割いている意識を持つ
タイピングにおいて、自分の言葉でタイピングをするのと
画面に出てくる文字を写すのとでは、「使う脳の領域」が違います。
自分の言葉でタイプする
- 言葉を考える
- 脳内でローマ字に変換する
- タイピングする
という3ステップがあることになります。
一方で、
何かを見てタイピングする
- 原稿を見る
- 見たものを読む(音に変換する)
- 音をローマ字に変換する
- タイピングする
というステップになります。
原稿を見てタイピングする場合、読んだものを一度脳内で音に変換し、ローマ字に変換してタイピングすることになるわけです。人間はこれをほぼ無意識かつ同時にやっていますが、結構高度な処理であることがわかりますね。
つまり、
- 自分の言葉をタイピングすること
- 原稿を見てタイピングすること
は最終的に別のスキルということです。
見る→音に変換→ローマ字 の処理が苦手
ぼくは画面に出てくる文章や言葉を見て、それを打つのは苦手です。
気が付かないうちに、タイピング練習サイトでは「見る」ところでつまづいていました。
しかし、自分の中から湧き出てくる言葉を打っている時は、本当に軽快にタイプできています。
このことから、純粋なタイピングの練習になるのは「自分の言葉をタイプする」だと思います。
何かを見なくても、自分の中から飛び出してくる言葉をタイピングすれば良いのですから。
そうだ、ブログ、書こう
フリーブログでもNOTEでも、WordPressでも良いですし
メモアプリに日記をオフラインで書くでもかまいません。
正しい運指で、自分の中の言葉を、
時にゆっくり、ノッてきたらサクサクと。
これを毎日続けると、急激にタイピングは速くなります。
変なクセに気づいたら、正しい運指に戻しながら。
結局、とにかく打ちまくることが一番です。
「仕事で普段からいっぱいタイピングしてるよ」なんて人も、
運指を直して、自分の言葉を紡ぐ習慣をつけると、
今より一回り、タイピングが速くなると思いますよ。
まとめ
タイピングを速くする方法について、実体験をもとに紹介しました。
- 運指を正しく覚える
- 長文に慣れる
- 変換を交えて練習する
- 悪い癖は復活するのが普通。あきらめない
- 練習サイトで速く打てるのと、自分の言葉を速く打てるのは「違うスキル」
- 自分の言葉をどんどん打とう。日記、メモ、ブログ。
ぼくは最近これで急にタイピングが速くなった気がします。
しかしタイプ音がうるさくなってきたのが最近の悩みですかね。
一緒にがんばって、楽しいキーボードライフを送りましょう。
ではまた。
サクサク打ってて楽しいのはやっぱりHHKB
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