今年もたくさんのキーボードとの出会いがありました。
気に入ってどっぷり使っているものもあれば、自分に合わなくて眠っているものも。
今回は2022年ベストキーボードを紹介します。
2022年に購入したキーボードBest6
第6位:IQUNIX F97
IQUNIXの大人気機種、F96の後継機、F97です。
Hot-Swappableに対応し、有線・無線・USBドングルでの接続にも対応。
デザインも豊富で可愛らしいものからカッコいいものまで選べます。
- 美しいデザイン
- 高級感のあるアルミボディ
- Hot-Swapに対応してカスタム性アップ
- 豊富な接続方式
- ソフトウェアが出るのが遅く、使わない期間が長かった
- キー数が96%だとやや多く、誤爆の原因に
- 特に矢印キーをノールックで使うのは結構難しい
ということで、ソフトウェアが出るまで実質カスタマイズ不可だったため、使用できない期間が長かったことが足を引っ張る結果に。
またソフトウェアが出たので久しぶりに使ってみましたが、矢印キーの位置が手触りで分かりにくいのがストレスになりました。
それ以外は非常に高水準なので6位にランクインです。
第5位:Shurikey Saizo
Varmiloの静電容量メカニカルスイッチを無線で使える新進気鋭のキーボードブランド「Shurikey」の2代目、Saizoです。
- Varmilo静電容量メカニカル Moxaスイッチの打鍵感が最高
- Amazonで購入できて入手性が高い
- このスイッチとビルドクオリティに対して、価格が安い
- 矢印キーが独立した配置になっていて、ノールックでも使いやすい
- カスタムソフトウェアがない
ということで、Varmiloの静電容量メカニカルスイッチを無線で、さらにコスパ高く使えるという一点突破で、IQUNIXを抜いて第4位です。
リニアスイッチとしては最強格のなめらかさで、本当にくせになるんですよね。
第4位:MelGeek Mojo84
デザイン性と機能性のバランスが高く打鍵感も素晴らしいMelGeek Mojo84が第4位にランクイン。
10月に届いてからの使用率がかなり高めでした。
- 文字をユニークなデザインに落とし込んだオシャレな見た目
- カスタムソフトのKBToolはVIAの次に柔軟性が高く便利
- Bluetoothで8台+有線+USBドングルでの接続も可能という破格の接続性
- プラスチックの外観から想像できない、重厚な打鍵感
- 価格が高い
- キーキャップはやっぱりPBTが良かった(Mojo84はABS)
ほんとうに素晴らしいキーボードです。
かっこよくてデザインと打鍵感が良いメカニカルキーボードをオススメしてほしいと言われたら、Mojo84をおすすめします。でも価格は高い。
第3位:REALFORCE R3
メカニカルキーボードではないキーボードとして唯一ランクインしたのは、REALFORCE R3。
Windows用配列ですが、Macでも使っています。
- 無線で接続できて安定感もある
- 静電容量無接点方式の圧倒的な信頼感
- ソフトウェアでのカスタマイズも柔軟に可能
- 乾電池式でバッテリー劣化の心配もない
- 打鍵感は柔らかく、たくさん打鍵するときに疲れにくい
- 打鍵音がチープで、スプリングのノイズやプラスチック筐体のガシャガシャ音が気になる
- 重くて大きい。ベゼルがやや太く場所を取る
- 黒キーキャップに黒い印字で、文字が見にくい
- US配列の交換用キーキャップが公式から出ていない
利便性は最強格で打鍵感もとても良いのですが、いかんせん不満点が多いのもポイントですね。
プラスチックのガシャガシャする感じなど、つくりの雑さのようなものが随所に感じられ、
よく言えば実用品であり、悪く言えば高級機として物足りないビルドクオリティになっています。
とくにメーカーが交換用カラーキーキャップを出していないなど、明らかにUS配列が重要視されていないところも気になるポイントです。
第2位:Keychron K8 Pro
Mojo84が10月に届くまでにメインを張っていたのがこの「Keychron K8 Pro」です。
- 無線でVIA対応という画期的スペック
- スペックの割に価格が圧倒的に安い。安すぎる
- 打鍵音を抑える加工などもK8より進化している
- プラスチックのモデルはやはり、打鍵音が少しチープになる
高級感を少し削って実用性に全振りしたキーボードとなっていて、無敵の利便性を誇ります。
多少重いので持ち運びには向きませんが、1台だけキーボードを残してあとは処分しなさい。と言われた場合はこれを残すと思います。
第1位:Keychron Q8
堂々の第一位は、Keychron Q8です。
2022年8月に購入してから、2回のスイッチ交換と1回のキーキャップ交換を経て、現時点で最高のキーボードとして君臨しています。
- 美術品のように美しいケース形状
- Aliceレイアウトでデザイン性も高く身体にも優しい
- キー数が多くなく、カスタマイズ性が高い
- VIA対応で利便性も文句なし。変速配列を使いやすく調整できる
- 円安の影響もあって価格が高い
- 無線では使用できない
デメリットの数こそK8 Proより多いですが、それを補ってあまりある強みがあります。
価格が高いといっても、従来の同じスペック・同じレイアウトのキーボードと比較するとコスパは高く、手に取りやすくなったメカニカルキーボードです。
先日のキーキャップ交換で無刻印化してしまったので、気楽に使える刻印ありVer.も欲しいので、Keychron V8もポチっています。届いたらサブQ8として活躍してもらおう。
ということで、Alice配列のQ8が、Tech Neighbor的2022年ベストキーボードとなりました。
去年のベストキーボードはこちら
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