WH-1000XM4ユーザーがMOMENTUM 4 WIRELESSを買った感想

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在宅で勤務する時の環境として大事なのが、「音」まわりの環境です。

特に、エアコンやサーキュレーターなどの空調の音、洗濯機や食洗機などの家電の音。気になりますよね。

個人差はあれども、このようなノイズは人間の集中力を阻害してしまうと言われています。

そんなノイズをコントロールするために便利なのが、ノイズキャンセリング機能付きのイヤフォンやヘッドフォンです。

ノイズキャンセリング機能付きのイヤフォンとしてはAirPods Proなどが有名ですよね。

しかし、AirPods Proをはじめとするイヤフォンは、

  • バッテリー持続時間が短い
  • 耳の穴が痛くなってくる

という問題がありました。

そこでSONYのWH-1000XM4を発売直後の2020年9月に購入し、約2年ほど使用してきました。

強力なノイズキャンセリングに30時間の長時間駆動バッテリー、そこそこ軽量なボディで非常に便利に使っています。

今年は後継機種のWH-1000XM5も発売され、界隈では盛り上がっていましたよね。

このSONYの最新機種はスルーしたのですが、ゼンハイザー(SENNHEISER)から最新のヘッドフォンMOMENTUM 4 WIRELESSが発売されましたので、ついつい購入してしまいました。

YouTubeなどでは、SONYのM5とSENNHEISERのMOMENTUM 4を両方提供されている紹介者ばっかりなので、
ここではSONYの一世代前のモデルのユーザーが、SENNHEISERの最新機を購入した感想を紹介したいと思います。

※筆者はオーディオ有識者ではありませんし、周波数がどう…音響特性がどう……といった専門的な解像度の高いレビューは書けません。AirPods Proで音楽を楽しめる程度のカジュアルユーザーです。ご了承ください。

結論:SONY WH-1000XM4はまだ戦えるぞ

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ノイキャン性能はどちらも強力

まず、SENNHEISER MOMENTUM 4 WIRELESSを使ってみて感じたのは、

SONYに引けを取らない程度にはノイズキャンセリングが効いている

という点です。

電源をオンにすると、スーッと空調などの音を消してくれます。

集中して作業を行うとき、小さめの環境音やインストBGMを流すことがあるのですが
小さい音でも高音質で聴くことができます。

もともと、SONYはノイキャンが強力で、SENNHEISERは自然な制御が入っているというイメージでしたが、
そのうえでSENNHEISERのノイキャンがパワーアップした結果、同じくらい自然で快適なノイキャンが実現した、というイメージです。

通話性能もどちらも問題なし。SONYは少し話しづらい

どちらもノイズキャンセリングのためにマイクを複数積んでいるため、通話は問題なく行えます。

SONY WH-1000XM4のマイクは5つ、SENNHEISER MOMENTUM 4は8つのマイクを搭載しています。

ワイヤレスで通信する以上、有線のマイクやヘッドセットには及ばないものの、スマートフォンに繋いで通話をする程度であれば問題なくやりとりができます。

ただし、SONYのWH-1000XM4では自分の発話した声が聞き取りにくく、無意識に声が大きくなってしまう問題があります。

若干の側音(自分の声も聞こえる)は設定されているようですが、それでもヘッドフォンの密閉度が勝ってしまい、話しにくいと感じます。(慣れれば良いのですが、声が大きくなりすぎないよう意識して話すのはストレスがあります)

相手に届く音声には問題がありませんが、話している側としては少し話しにくい、という感想です。

日常的な電話であれば問題ありませんが、
大事なプレゼンをオンラインで行うときのように、音質に力を入れたい場合は大人しく有線のマイクを使いましょう。

大事なシーンで無線に頼るのは、音質の面でも接続トラブルなどリスクの面でも、そもそもオススメしません。

対応コーデックの違い→一般サラリーマンには分からん

そもそも今回、SONYの後継機ではなくSENNHEISERを選択した理由は、音質の向上を期待したためです。

具体的には、SONY WH-1000XM4ではiPhoneに接続し、DSEE Extremeという機能を使って高音質にしたものを聴いていました。音楽ソースはSpotifyです。

これをAndroidスマートフォン「Pixel6」とSENNHEISER MOMENTUM 4の組み合わせに変更することで、aptX HD接続が可能になるため、さらなる高音質になることを期待していたのですが、

結論としては、そんなに違いが分かりませんでした。

どっちも良い音です。

さまざまなレビューで見られるように「違いがわかる」方も大勢いらっしゃることと思いますが、残念ながらぼくには聞き分けることが難しそうです。

SONYの方が軽い

SONYのWH-1000XM4の重量は約250g。後継機のM5でも同等です。

一方、SENNHEISERのMOMENTUM 4 WIRELESSは293g程度。およそ40gの差があります。

MOMENTUM 4 WIRELESSだけを装着してみると、フカフカのイヤーパッドや調整機構も相まって快適な装着感ではあるのですが、比較のためにSONYを装着してみると、明らかに軽いです。

長時間装着していることによる首や肩へのダメージを考えると、この軽さの違いは結構大きいかもしれません。

SONY WH-1000XM4ユーザーは無理に買い替えなくてOK

SENNHEISER MOMENTUM 4 WIRELESSは約50,000円ほどと、一般的なヘッドフォンの中では比較的効果な部類になると思います。

特に、今ではANKERなどからもノイキャン付きのヘッドフォンは1万円以下でも購入できる時代ですから、購入するのも迷うアイテムになっていると思います。

ぼくはSONY WH-1000XM4を使っていて、音質の向上を期待してSENNHEISERデビューをしてみたわけですが

結論としては「SONYって2年前の機種でもかなり戦えるんだな」という感想を持ちました。

オススメ具合をまとめると以下です。

  1. 今、SONYのWH-1000XM4を使っていて、新しい機種に変えたい
    →無理に買い替えなくて良い。そのヘッドフォンはまだ戦える。
  2. 先日、SONYのWH-1000XM5を買ったけど、SENNHEISERも気になる
    →お金がありあまって困っているなら買うと良いかな。感動的な差は無いかも。
  3. 今はワイヤレスヘッドフォンを持っていない。一番良いやつが欲しい
    →SONYは値崩れが激しくリセールバリューが厳しいので、SENNHEISERでデビューするのは良い選択肢。ただし過度な期待は禁物

ぼくは、SENNHEISERを売り払ったりするつもりはないですが、気分で使い分けたり接続先のデバイスを分けたりして便利に使おうと思います。

以上、購入して3日目のファーストインプレッションでした。

追記:壊れました。

実は、購入当初から怪しいと思っていたんです。

起動して、使って、一度電源を切る。

次に使おうとすると、うんともすんとも言わない。

電源ボタンを3秒押せば起動すると、説明書には書いてあるのに。

3秒押しても、LEDも光らないし、音も鳴らないけれど、ペアリングはされている様子。

んで次の日は、電源すら入っていない様子。。。

サポートに連絡してみたので、続報があればお知らせします。

追記:返品になりました

新しいイヤホン・ヘッドフォンを買ったら、一緒に増える充電ケーブル。きちんと整理しましょう

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