在宅勤務やオンライン配信が一般的になり、一気に需要がふえたライブストリーミングミキサー「AG03」。2022年4月には後継機種となる「AG03MK2」もリリースされ、一時は買い占め・転売の温床になっていました。
現在では品薄も落ち着き手に入りやすくなっています。
在宅勤務や通話用、またはゲームチャットミキサーとして持っている人も多いと思います。
今回はAG03をデスク上でスッキリ使うために、L字コネクタで整える方法を紹介します。
AG03の上向きのコネクタはゴチャつきの元
AG03・AG03MK2の構造上、接続したケーブルは上向きに伸びていくことになります。
モニター用のヘッドフォンや入力用のAUX、マイク用のXLR端子など、多くのケーブルが接続されます。
そこで気になるのが、プラグの差し込み口が上向きであることによってケーブルが上むきに生えてきてしまい、ゴチャつきや断線の原因になるところ。
用意したもの
上向きのケーブルは、どうしてもゴチャゴチャした印象になってしまいます。
各種ケーブルはAG03の真上に向かいたいわけではなく、横方向や奥の方など、それぞれの接続先が存在しているはずです。
そこで役立つのがL字のコネクタ。
今回用意したアイテムは以下。
3.5mmオーディオ延長ケーブル(片方がL字オス、反対がストレートのメス)
AUX入力用の3.5mmオーディオケーブル(両端がL字のオス)
さらに、モニターのオーディオジャックからAUXに流し込むにあたってグランドループノイズをカットするためのグランドループアイソレータを使っています。
Before
ケーブルが上向きに出ているので、無駄にスペースをとってしまう上に、ケーブル根本に曲がり癖がついていて、断線しそうになっています。
After
L字のコネクタを使用することによって、上向きにケーブルが迂回することなくスマートに配線ができます。
ヘッドフォンのところは、「標準プラグ→3.5mmのL字ケーブル→ヘッドフォン」という順番でつないでいます。
音質は?
コネクタを噛ませることで、当然電気信号には若干の影響があると思うので音質への影響はあると思います。
ですが、ぼくの環境では音質への悪影響は感じません。
そもそも、コネクタを噛ませたことによる音質変化を気にする人は、AG03MK2で音質を求めないと思うので、気にしないでOKです。
見た目をスッキリさせて快適デスクに
AG03の配線を少しでも綺麗にするために、L字コネクタを使う方法を紹介しました。
本当はXLR端子もL字コネクタにしたかったのですが、
下記の商品だとAG03の手前側に向かってケーブルが伸びてしまう端子の向きになっています。
ぼくのセットアップでは、AG03の奥側に向かってケーブルが伸びてほしいので、まだちょうど良いケーブルを探しているところです。
参考になれば幸いです。
コメント