ノートPCやタブレット用のスタンドでおなじみのBoYataから、マグネットケーブルホルダーが発売されていました。
たまたまAmazonタイムセールで1100円ちょっとで購入することができたので、ANKERの定番ケーブルホルダーと比較しながら紹介していきます。
製品紹介
デスク上のケーブル整理アイテム
- ケーブルにクリップを取り付けて、デスクなどに固定したマグネットプレートにクリップをくっつけることで位置を固定するアイテムです。
- 散らかりがちなケーブルを整理するアイテムとして、多くのYouTuberやブロガーが紹介しています。
類似の製品で人気があるのは、ANKERのケーブルホルダー
- おなじみのANKER製品。たくさんのYouTuberが動画でも紹介しており、大人気の商品です。
- Amazonタイムセールでも毎回のように安くなるので、タイミングを狙ってとりあえず買っておいて損はない商品です。
- 今回はこの定番のANKER製Magnetic Cable Holderを使っているぼくが、新しくBoYataのマグネットケーブルホルダーを使ってみたので比較レビューしていきます。
良い点・惜しい点
良い点
- ケーブルにつけるクリップの大きさは3種類、3個ずつ入っている
- ANKERのシリコンケーブルのように太めなケーブルでも挟むことができる
- 細いケーブルからある程度太いケーブルまで対応している
- さすがにNIMASOのUSB4のケーブルなどは厳しいが、ほとんどの一般的な充電ケーブルなら対応できる
- マグネットプレートは6個でケーブルクリップは9個入り
- 使ってみると、ケーブルを保持するマグネットプレートは常時すべて埋まるわけではないことに気づきます。
- ケーブルを使用中、当然その分のプレートは空くわけで、その間に別のケーブルを保持する形で有効活用することもできます。
- ケーブルが9本あればすべてにクリップをつけておき、使うものと整理するものを入れ替えて使うこともできる
- また、手持ちのケーブルが全部細め・全部太めだという場合にも、ケーブルの太さに適したクリップを選択することができます。
- クリップの数がぴったりしか入っていないと、クリップに合わないケーブルがあった場合にクリップが足りなくなってしまいます。
- 粘着テープはしっかりとした粘着となっていて、滑り止めのようなものではなく垂直面にもしっかりと吸着する
- 説明書によると、剥がしたあとも粘着面を洗うことで粘着力が復活するとのこと。
- ですが、もともとかなり強力なのでゴミが付着すると取るのに苦労するかもしれない
- 一回デスクに貼って、試しに剥がそうとしてみましたがなかなか取れません。頑丈な反面、頻繁に場所を動かしたい場合は大変かもしれません。
- 説明書によると、剥がしたあとも粘着面を洗うことで粘着力が復活するとのこと。
- プレートの切れ目でカットして、複数の場所に設置ができる
- 1つの箇所で5本〜6本のケーブルを整理する必要がない場合もある。そういう時は2つずつ等でカットして使うと便利
- 1箇所で5本ものケーブルを整理していると、いつの間にかケーブル同士がねじれてしまうことがあります。
- またLightningとUSB-Cを1本ずつあれば良いような場所で使うなら、プレートをカットして2本分だけセットすることができます。
- マグネットプレート側には、Lightningケーブルの先端をくっつけることができます。
- 磁力は弱くないですが、ツルツルと回転してしまうので、あまりガチッと保持してくれる感じはしません。普通にクリップを使う方がいいです。
- 1つの箇所で5本〜6本のケーブルを整理する必要がない場合もある。そういう時は2つずつ等でカットして使うと便利
惜しい点
- マグネットはプレート側についているので、ケーブルクリップ側には磁力がない
- クリップ側に磁石が入っている別の製品では、鉄製の棚やデスク足にクリップを取り付けることができて便利なのですが、この製品はそれができません。
- ここは少し残念でした。クリップに磁力があって、デスクにペタペタ貼るのって便利なんですよね。
- クリップ側に磁石が入っている別の製品では、鉄製の棚やデスク足にクリップを取り付けることができて便利なのですが、この製品はそれができません。
ANKERとどっちが良い?
どちらも良い製品ですが、特性に違いがあります
- どちらも磁力は十分に強力で、安定して保持できる
- ケーブルを保持するという目的においては、どちらも不満なくしっかりとキープしてくれます。
- 見た目もスッキリしていてデスクが綺麗になる
- デスクをスッキリさせることで快適な作業空間を実現するのに最適なアイテムです
BoYataが優れているポイント
- 6個のマグネットで多くのケーブルを整理できる
- ANKERのホルダーはケーブル5本を保持できます。
- 単純に、価格に対して整理できるケーブルの数はBoYataが多いです。コスパを求めるならBoYataです。
- マグネットプレートは切り離すことが可能
- ANKERは切り離せず、1箇所で全部使う必要があります。
- 1箇所で全部使うと、使っているうちにケーブルが絡まっていくことがあります。
個人的には1箇所で使うケーブルは2,3本が好みなので、切り離して使えるのはありがたいと感じました。
- マグネットプレートは垂直の面にも貼ることが可能
- ANKERは粘着が控えめで、平面でないと使えないという弱点があります。
- BoYataは垂直面にも貼れるので、デスクのサイド面やベッドサイドにも貼ることができます。
- ただし、プレートの幅が約3cmあるので、ぼくのデスク(厚さ2.5cm)の天板側面に対してはスペースが足りず、貼れませんでした。
ANKERが優れているポイント
- コンパクトで場所を取らない
- BoYataは1個あたりの幅が広いです。BoYataが4本のケーブルを整理する幅で、ANKERは5本のケーブルを保持することができます。
- 場所の移動が容易
- BoYataは粘着が強いので気軽に移動するのには向かないです。
- 一方でANKERは簡単に剥がして移動することができます。粘着面を洗って吸着力を回復させることができます。
- 柔らかい樹脂で覆われているので、クリップとプレートが滑らない
- BoYataは設置面が金属なので、少し滑ります。
- 滑ることによって、ケーブルが少し回転してしまいます。
- 滑ることで脱落してしまうほどではないですが、ピタッと決めたところに置きたい人は気になるかも
まとめ
ケーブル整理が必要なら、ANKERかBoYataで検討すると良い
- こんな時はANKERを選ぼう
- 1箇所で4本以上のケーブルを整理したい
- 複数のケーブルをできるだけ省スペースで整理したい
- ホルダーを置く場所は平面
- 位置を変更することがたびたびある
- こんな時はBoYataを選ぼう
- 複数の箇所で数本ずつ整理したい(デスクの右端と左端、手前と奥など
- 垂直の面に設置したい
- 位置の移動はあまりしないので、しっかり固定されてほしい
- 少しでも安く多くのケーブルを整理したい
ケーブルホルダーを使うためにケーブルが増えるのは本末転倒
- ケーブルホルダーを購入すると、多くのケーブルが整理できてしまうため、ケーブルを買い増してしまいがち
- 一番スッキリするのは「ケーブル自体がないこと」
- まずは不要なケーブルが多数置かれていないか確認してから、整理にとりかかろう
- それでも必要なケーブルが複数あるなら、ケーブルホルダーで整理をするのがオススメ
オススメはどっち?
- BoYataのケーブルホルダーがオススメ
- ANKERのものよりコスパが良く、複数の場所に少量ずつ配置できるのが気に入りました
- ケーブルクリップが9個入っていて余裕があるので、ケーブルの数が多かったり太さがまちまちでも対応できるという安心感もあります。
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